モーツァルトとハイドンのプログラムで、前半モーツァルトのフィガロの結婚の序曲、ハイドンの交響曲103番、そして後半がモーツァルトのピアノ協奏曲9番でした。
フィガロの序曲は生き生きとしていて、本当に素晴らしかった!私は指揮者の虜になりました。動きが明快で欲しい性格が一目瞭然。時に笑顔で踊るように振っていました。息を呑むように見入ってしまいました。
ゲネプロの聴衆は1階席に20人ほど、2階席には中学生くらいの団体がいたので、マエストロからの簡単な挨拶とお話がありました。
序曲は普通フォルテで始まることが多いが、これはピアノで始まり、いろんな人がそれぞれ目当ての人を誘惑するように、蛇がりんごを目指してひょろひょろしてる感じとのお言葉。なるほど。
ハイドンのシンフォニーもユーモアたっぷり、色彩豊かで、オペラを見ているかのような感覚でとても楽しかったです。完全なコンサート形式ではなく、マエストロがやり直すとろもあり、とても興味深く、表情がガラッと変わるのが分かり、興奮しました。
後半は、ピアノのKrintian Bezuidenhoutが登場、協奏曲も美しかったです。ピアニストがどういう風に弾くのか、間近で見られて面白かったです。
お客さんが入っていないので、普段より多い残響が心地よく、たっぷり2時間、夢のような時間を楽しませてもらいました。
歩くといろいろ発見できるのも楽しいです。
パブロ・ネルーダ広場 |
0 件のコメント:
コメントを投稿