2017年8月19日土曜日

自宅出産にむけて

一昨日はバルセロナで悲しい事件が起き、よく通ることのある場所で、とてもショックでした。被害に遭われた方とその家族に思いを寄せます。早く街に平穏が戻ることを祈るばかりです。幸いにも在宅だった私たちは無事にしています。

私は予定日まであと9日となり、2週間ほど前からいつ出てきてもいい正産期に入ったので、なんとなくそわそわしながら毎日を過ごしています。

自宅出産は以前から興味がありましたが、実際、今回の妊娠中は病院での自然分娩と自宅出産で、わりと遅くまで迷っていました。4月から週1で全24回の出産準備コースに夫と参加していて、いろいろな情報を知った上で、ようやく自分が一番納得できて、安心できると思える答えが出ました。自宅出産を引き受けている助産師さんにコンタクトしたのは、もう妊娠8ヶ月になっていました。

8月は休暇で仕事を入れない人もいますが、幸い彼女は問題なく、さらにまだ空きがあったので、経験豊富なベテラン助産師さんにお願いすることができました。月に3人以上は取れないそうで、8月は私が3人目でした。

彼女はバルセロナ出身でイギリスで学び、その後イギリスの病院で助産師として働き、その後、バルセロナでフリーの助産師として自宅出産を手がけています。その数はイギリスとバルセロナを合わせて、今までに500近い出産に立ち会ったそうです。

自宅出産の準備としては、36週までに4回彼女を訪ねた後、バースプランと契約書にサインをします。1回最低2時間、じっくりみっちり様々なことを聞き、また、血圧と脈、子宮低長の測定、胎児の心拍を聞いてもらいます。この4回のセッションは、普通は月1くらいでするそうですが、私たちは月2回ペースで行いました。その間に宿題のように読んだ資料はかなりの量でしたが、それについては別に書きたいと思います。

36週から産後彼女がもう大丈夫と判断するまでの期間、24時間体勢の対応になります。緊急でなくても、携帯メッセージで気軽に何でも相談できるのがとても心強いです。

36週までに、私たちは渡された出産準備品リストを整え、出産に備えます。これが結構忙しくて、私の仕事がほぼ休みになってから4週間となく、リストはもとより、家の片付けや大掃除、スペースの確保など、かなりぎりぎりまで間に合わなかったらどうしようと焦りました。もう大丈夫です。

そういうわけで、あとは赤ちゃんが「出る時」を決めるのを待っています。


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