2013年7月25日木曜日

CMエキストラ出演体験

唯一のテント 飲み物やお菓子がありました
昨晩は初めてCMのエキストラ体験をしてきました!
さすがスペイン、出演が決まっても何の連絡もなく、なんと前日の夜10時!にやっと電話が来たのですが、それも一瞬で最低限のことを確認するだけで、詳細は不明のまま。さらに言われていたのと時間も場所も異なり、でもいまさら断るわけにも行かず・・・

担当者から電話があると言われてたのに、なかなか来ないし、なんか怪しいところに個人情報を渡しちゃったのかな、とか、怪しいCMだったらどうしようと疑い始めていたのですが、その後担当者と何度かメール交換したところ、ソニーのCMだと聞いて一安心。

冬にオフィスに仕事へ行くような格好で、ということだったので、なるべくそれっぽいものを持って集合場所へ。さて時間になっても来るべき人が来ない、20分経過して、しょうがなく自分たちで移動開始、一体どこだろうと10分も歩いていたら、途中で迎えの車と遭遇。やれやれ。

そして着いたのが、このだだっ広い駐車場。市の公共交通機関の車庫でバスがごろごろ。


な~んにもないこの駐車場で、約20人の日本人エキストラと40人!の中国人エキストラのヘアメイクと衣装合わせ。これに4時間。日本人からスタートでしたが、かなりの待ち時間でした。私は持参の黒パンツと靴に、紺色の長袖トップとベージュのジャケットを借用。そして順番にカテリングの夕食を済ませて、貴重品だけ持って駐車場の地下へ移動。そこには電車がごろごろ。その一台に全員乗って、撮影開始。

このトラックの中でヘアメイクと衣装合わせ
メイクさんは二人いました
半分に分かれたトラックの中、こちらは衣装
約2時間半トイレにいけないから、今のうちに行っておくようにとの指示が何度もありました。さて、電車は「早稲田路線」。5分で大手町から再び大手町へ、そして大手町の隣が浦安市駅(笑)という架空の電車でしたが、これだけ日本人が乗って、日本の新聞など持ってると雰囲気はしっかり日本。しかしドアには「に乗る前に、乗客を許す」とか・・・かなり意味不明。でも23時を回ってすでにかなり疲れているみんなの表情がまた妙に都心のメトロっぽかったです。

残念ながら、カメラは持っていけなかったので、撮影風景の写真はありませんが、主演の女優さんは日本人でした。撮影グループはイギリスから来ていたようで、基本英語でした。スペインに来て撮る方が安くできるんでしょうね。納得。

ひたすらバルセロナの地下鉄2番線上を行ったり来たりして、最後は霞ヶ関に扮した駅で、そこに電車が入ってくるシーンを何度か撮って、終わりました。

駐車場で夕食
いろいろな分野のプロのスタッフの仕事振りを間近で見るのはわくわくして、すごく気持ちのよいものでした。長丁場だったけれど、余裕があるときならまた行ってみたいなと思う楽しい経験でした。最後に家まで送ってくれたスタッフのおじさんは、たぶん一ヵ月後くらいから世界中で放映されるって言ってたけど・・・ 最後の最後までよく分からない、不思議な8時間でした。

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