今月開催中の吉田兄弟の吉田健一先生の津軽三味線講座、残すところあと2回となりました。
毎回息を呑むように間近で先生の演奏を拝見、また受講生のみなさんの真剣なこと、すべてが熱くて、このような形でお手伝いできることをうれしく思っています。
それにしても、まるでエレキギターを聴いているかのような錯覚を起こすくらいの音量で、迫力満点、とくに津軽三味線は大きな音と打楽器のような要素が特徴とのこと、まさにまさに。
恥ずかしながら何も知らなかったところから、基本の調弦、打つ、すくう、はじく、などの動作など、そして三味線が3分割できることなど、興味津々、目からうろこのわたくしでございます。
トントントンと軽くたたいてネック部分が分割できるのは、魔法のようでした。
先生が楽器をしまっているところを撮らせていただきました!
いちばん上の接合部 |
このようにトントンと斜め方向に軽くたたくと外れます! |
緻密なほぞ組の技術、中には金が |
保護のためそれぞれに木のカバーをつけます |
通訳しながら、フレーズ(フラーセ)がイチゴ(フレーサ)になってしまった!!のも、今となってはいい思い出ということで、あと2回楽しみたいと思います。
生徒が学んだ曲は、先生が講座期間中に受講生のレベルなど考慮ししながら作曲されたオリジナル曲です!三味線の基本テクニックやフレーズを取り入れ、伝統から離れすぎず、かつ親しみやすく楽しめる作品をと考えられたそうです。めっちゃカッコいいです!
最終日の23日(月)15時からはEsmucにて、一般公開のミニコンサートや生徒の発表などがあります。どうぞお越しください。