今日はサン・ジョルディ、本の日です。
カタルーニャでは男性がバラを、女性は本を贈るという伝統があります。
去年は特に何かをお互いに贈りあうこともなかったしなぁ・・・なんて思いながら朝、語学学校へ行くと、途中で道一杯に本やお花を売る屋台が出ていて、にぎやかでした。
クラスでは先生が皆に早速、「お花を贈った?お花をもらった?」と質問するのですが、さすがにまだ朝の10時、とりあえず語学学校に行ってから午後に考える、という人が多かったようです。
セルバンテスとシェークスピアの没年が共に1616年の4月23日であることなどから、ユネスコが本の日に認定しているそうです。(先生談)
今日は本の日にちなんで、クラスでは本に関するミニ・プレゼンテーションがあり、それぞれ自分の国の有名な作家、好きな作家について5分ずつほど発表しました。
私は夏目漱石と「吾輩は猫である」について準備。ウィキペディアの日本語とスペイン語に目を通して、言いたいことを短くまとめて、最後に見せたらウケるかなと漱石が印刷されている千円札を持参して、無事に発表できました!先生には事前に、丸暗記はダメ、書いたものを読み上げるのもダメ、といわれていたので、確かになぁと思いつつ、これはちょっと練習した方が良さそうと思い、友達と夫を相手に、何度かリハーサルをしました。
学校の小さな本の売店では、今日に限り10%オフだったので、記念にコースが奨励する本を購入しました。そして家に帰ると、お昼に帰ってきた夫が何だか一瞬かしこまったので、何かまずいことでもあったのかと思いきや、バラをくれました。み~んながしてるから真似してるだけと分かっていても、やっぱりうれしいものですね。ありがとう。
4ヶ月のスペイン語コースも残すところあと1ヶ月ちょいになり、最終試験がちらついてきました。時々クラスであるミニ試験の出来が思った以上に悪くてめげたこともあるけど、最後まで頑張ります!!