2014年9月26日金曜日
花火
一昨日24日の夜は、バルセロナのエスパーニャ広場近くで行われる花火大会がありました。
どこから見ようか夫と考え、エスパーニャ広場にあるショッピングモール最上階のレストラン街のどこかで夕飯を食べて、そこから見るのがいいかと思ったのですが、それにはレストランを選んで予約して・・・となかなか行き着くまでが大変で疲れてアイデア変更。
しかも、近くに行けば行くほどすごい人で、最寄り駅はメトロから出るのも大変な人ごみであろうと想像。結局たどり着いた案が、家の近くの浜辺から見てみようということに。
最近お気に入りでよく行く、近所のナポリピッツァのレストランで夕食の後、ちょうど始まる夜10時ちょっと前に到着。街中の人がみんなエスパーニャ広場の方に行っているのか、いつにも増してしーんと静かでほとんど人けもなし。
海に突き出した、なんと言うのか、そこから街を斜め後ろに眺める感じで、小さいながらもよく見えました!
海面に反射する感じもなかなか風情があり、静かな海でゆっくり鑑賞。これからは毎年ここで見るのが良さそうです。40分間、今年も楽しませてもらいました。今年初めてで最後の花火、見られて良かったです。
この花火大会は毎年9月末にあるのですが、初めて見に行ったのは5年前、交換留学でバルセロナに到着した翌日だった記憶です。今の夫が、花火の情報を教えてくれて、一人地図を片手にメトロに乗っていき、すごい人のなか、頭上に上がる大きな花火を見たのを思い出します。
2014年9月23日火曜日
バルセロナに戻りました
チューリヒ乗換えで、美しく夕日に染まるアルプスを眺めながら、バルセロナに帰ってきました。地球を感じるこういう瞬間は、とても好きです。自然の雄大さと人間の小ささを感じます。
今回の2週間の日本滞在はあっという間でしたが、バッハの音楽にどっぷり浸かり、その素晴らしさに改めて感動しました。
また、音楽(演奏会)を通じて得ることのできた新たな出会い、友人や親戚の人たちとの温かい交流もうれしかったです。お世話になった皆さま、そして応援くださった皆さまに、心より感謝いたします。そして、実家の木楽の家での演奏会のために何から何まで全て動いてくれた家族に感謝です。
近江楽堂では、楽器がよく鳴って、会場の響きにも助けられ、とても気持ちよく演奏することができました。今回はじめて演奏した「最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ」は、バッハにこんなストーリーのある曲があるなんて知らなかった、素敵な曲ですね、と多くの方に感想をいただき、うれしかったです。なかなか難しかった、最後の4声フーガも大きなハプニングなく弾けてホッとしました。私にとっても、いろいろな場面をリアルに想像させられる、とても興味深い一曲でした。
千葉公演 かまがや木楽の家 2014.9.20 |
バルセロナは昨晩は雨、今朝も曇っていましたが、だんだん青空が見えてきました。
コレペティもまた元気に再会できそうです。
日本を離れる寂しさと引き換えに、こっちに戻れば夫はもとより「おかえり」とカタラン語で迎えてくれる友達がいる温かみに、しみじみといろいろなことを感じながらスタートしたバルセロナ1日目です。
2014年9月14日日曜日
朝のお仕事!
今朝は、ちょっと庭の手入れなどしました。
虫や鳥の声を聞きながら、軽く汗を流して、気持ちよかったです。
まずは、ホールの窓4枚を洗いました。
きれいになって満足!ついでにお風呂とリビングの窓も。両親は雑草をひたすら抜いておりました。来週の演奏会に向けて、少しずつ準備。感謝です。
朝仕事で思い出すのは、昔ネパール旅行に行ったときのこと。
道で物を売る売り子のお姉さんが、「朝の商売ね、あなたいくら、あなたいくら」と日本語で!繰り返していたのが蘇ります。今日も家族で「朝のお仕事ね、朝の商売ね」と言って笑いました。こういう、いつまでも覚えていることってあるんですよね。懐かしい~
きれいなお花や虫たち。
あとは、くもの巣取り。そこで生きてた蜘蛛さんには悪かったけれど、すっきりしました。
シャワーの後は練習、そして午後はテノールの友人が来て、来年の演奏会のための音出しをしました。今は父がチェロを練習中。練習場所も交代制です。もちろん、私が居るときは優先してくれますが(笑)あ、終わったみたいなので、練習再開しま~す。
2014年9月12日金曜日
リハーサル始まりました!
かまがや木楽の家 |
いよいよ来週のデュオリサイタルのリハーサルが始まりました~
こんなに涼しい9月は初めてです。クーラーなしで練習できるので体にもやさしくて助かりますね。
今回のメインプログラム、ガンバとチェンバロのためのソナタはいろいろな思い出があります♪
初めて弾いたのは、コモ国立音楽院の学生時代。バロックチェロの友人の期末試験と自分の室内楽の試験を兼ねて、第2番を弾きました。
第3番は今年、バルセロナでコレペティをしているカタルーニャ高等音楽院(ESMUC)の古楽科で、ガンバ教授のエマニュエル・バルサに頼まれて、生徒のレッスンで弾きました。3番は弾いたことがなく、突然だったので必死にさらって行ったのですが、生徒の方が全然弾けていなくてトホホな経験でした。先生もちょっと苦笑いになっておりました・・・
6月末にはESMUCの古楽科入試で、2番の1-2楽章を弾きました。8歳の時からガンバを弾いているという18歳の青年で、上手くてびっくりしました!2楽章はもう少し速いのはどうかとリクエストされたのですが、あまり上げるとこちらも左手が回らなくなるし、すでに十分に速いテンポだったので、音楽としてもそんなに速くなくていいのではとアドバイスしました。試験でも若さを感じるエネルギッシュな演奏に、思わず微笑んでしましました。
そして今年7月には、ESMUC古楽科のマスターのヴィオラ生徒2人が合同で行った修了演奏会で、1番と2番を弾きました。2番はヴィオラ用に転調されたものでした。
そしてそして来週は、今回初めてご一緒する品川聖さんと、全3曲をまとめて演奏します!聖さんとのデュオはどんなものになるのか、リハーサルを重ねていくのが楽しみです。3番はまともに合わせてみたことがなかったので、リハーサル初回をとても楽しみにしていました。こうして全部弾いてみると、どれも本当に良い曲なのですが、私は3番が一番好きかなぁ。
18日(木)は近江楽堂で19時から、20日(土)はかまがや木楽の家で14時からです!
どちらもまだ余裕がありますので、ガンバソナタを聴きに、ぜひ遊びにいらしてください♪
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