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2015年9月22日火曜日

すっかり秋の風


9月も後半になり、風が秋らしくなってきました。

今月からEsmucも再開、15日から本格開始で授業が始まっています。
私は9日から15日までに5つの古楽科マスターの修了演奏会があり、オーボエ、ファゴット、歌、ヴァイオリン、ヴィオラの学生の伴奏をしました。

重なるリハーサルと本番と練習で、日に7~8時間弾く毎日でしたが、最後2日間の頭痛くらいで済み、ほっとしています。一日学校に缶詰状態の私を気遣ってくれる学生も多く、そのやさしさにずい分助けられました。

マヨルカ島から飛行機で聴きに来た親御さんからは、特産品のソーセージSobrassada(ソブラサーダ、パプリカ入りのスパイシーなペースト)をいただきました。生徒からリハーサルでいきなり「トモコは何でも食べる?ベジタリアンじゃないよね?」と聞かれ、以前このソーセージを自分の教授にプレゼントしたら、「私はベジタリアンだけど家内が喜びます」と言われたという笑い話もしてくれて、なんで突然そんな話になったのか、これで納得(笑)うちも、夫がさっそく味見してましたが、私も今夜いただいてみます。

9月は、バルセロナは夏祭りの月。
8月のグラシア祭から、サンツ、ポブレノウ地区に続き、9月末のメルセ祭があります。今年は18日から24日まで連日さまざまな催しがあり、バルセロナの祝日24日最終日が最大に盛り上がります。


巨人人形ジャガンたち ポブレノウ祭

カタルーニャの伝統「走る火」 ポブレノウ祭

24日はバルセロナのみ祝日なので、私は午後はみっちりTorderaでピアノのレッスンをしています。というわけで、午前中はお祭りに行きますよ!


メルセ祭の一環でアジア関連の行事があり、昨夜は吉田兄弟の吉田健一さんの津軽三味線のコンサートに行ってきました。はじめから終わりまで息をのむような素晴らしいコンサートで感動!!抜群のセンスとリズム感覚、完璧なプログラム構成、演奏中の素早い調弦など、すべてがプロフェッショナルすぎて脱帽でした。自分の楽器の完全なコントロール。どんなジャンルでも、優れた音楽家ってこういうことだよなと思った、熱い夜でした。



余韻の残るステージ

コンサート会場のあるCaixaForumアートギャラリー

会場を出たらきれいな夜景が

2015年8月21日金曜日

グラシア祭り


雨でスタートしたグラシア祭り、もう少しよく見るために、平日の昼間にもう一度行ってきました。


これが優勝したベルディ通りの作品。



よくできていました。他にも、手作り感いっぱいの作品たち。


このレゴのは、高齢者が多くて若者があまり住んでいない通りで、いつも順位が最後の方だったのが、今年はいいアイデアで8位だったそう。地元の人たちは、密かに喜んでいた様子です。



夜にはライトアップされて、また違った雰囲気になります。ビール片手にそぞろ歩きが楽しいお祭りです。


2015年5月20日水曜日

5月祭り

人間の塔

先週末は5月祭りで、私たちの住むポブラノウでも金曜日からいろいろなイベントがありました。
土曜日のお昼には、家の前の広場でButifarrada(ブティファラというソーセージのバーベキュー)があり、私たちも近所の友達と参加しました。




ブティファラに欠かせない、アリオリというにんにくの効いた白いマヨネーズのようなサルサを作るコンクールもありました。




名前のとおり、アリ(にんにく)とオリ(油)だけで作るのは難しく、この辛そうな顔!混ぜる手を休むと分離してうまくいかないようで、必死に混ぜる相棒の肩もみをしている人もいました(笑)この写真の男性は赤ちゃんを抱っこしながらというのがまたナイスでした。赤ちゃんぐらっぐらしてましたけど(笑)


さて、楽しいのはいいのですが、広場に住む私たちの問題は、目の前で繰り広げられる2夜連続の野外コンサート。金曜の夜は帰宅が1時ごろだったので疲れもあり、ガンガンの大音量で窓がビリビリしてても半分笑いながら何とか寝ましたが、さすがに翌日のプログラムに「コンサート21時~3時」と書いてあるのを見て、真剣に避難を考えました。


夕方からすでにリハーサルで窓がビリビリしているし、家にいてもイライラするだけで何もできず、買い物を済ませてから、夜は映画を見に行くことに。そして、その後は友人宅に泊まらせてもらいました。Rさん本当にありがとう!!


泊まったのはグラシア地区で、そこでもお祭りがあり、予約していたカットに行く途中で人間の塔を見ることができました。





今ではユネスコの無形文化遺産になっている人間の塔。カタルーニャで200年以上続く伝統です。こんなに近くで見たのは初めてでした。美しかったです。


そしてカットは先月オープンしたばかりの美容院NEU。Y子さんが丁寧に切ってくださり、バッサリ15センチ近く切ってすっきりしました~



木の扉が素敵なNEU 中も広くて落ち着きます

2014年10月27日月曜日

ポブレノウの小さなお祭り


少し前から、家のアパートの入り口のドアに、コッレフォック(走る火)の通り道になりますという、市の張り紙があり、土曜日の夜に通りました!

何のお祭りだったのか分かりませんが、巨人の人形がやってきたり、太鼓と楽器の行列、最後に走る火と爆竹の音で賑やか・・・を通り過ぎてすごかったです。リビングの窓から静かに鑑賞(笑)




スーパーに買い物に行ったら、家の前の広場で踊っていた人形が入り口に!
いつも人形が保管されてる図書館の近くです。



伝統を感じるひと時でした。

昨日から冬時間になり、18時には真っ暗で、一気に冬の気配が増しましたが、日中太陽の下はまだ暖かいです。いいお天気だった週末には、ふらっと散歩に出た浜辺で、ひと泳ぎしました。

栗や柿を美味しくいただいて、秋真盛りです。



2013年11月9日土曜日

漫画フェアで見た日本文化


先月31日から今月3日まで開催された第19回バルセロナ漫画フェア。私は日本食レストランのお手伝いで、午後に5時間入っていました。

初日に焼きそばを担当、それからは4日間ひたすら調理済みの麺と野菜をホットプレートで温めながら混ぜる作業をしました。

それにしても連日すごい人!人!人!!お店に並ぶ列が切れることはほとんどなく、ピーク時には本当に焼きそばしか見えませんでした(笑)初日から見事に全身筋肉痛。おかげで前より強くなった気がします。

最終日、いざ出陣!

一緒に働いた人たちは、翻訳家や音楽家、日本語教師など、いろんな日本人が集まり、また新たな出会いがありました。国際結婚されている人も多く、偶然にもイタリア人のパートナーを持つ人が2人いました!最後、会場を離れるのが寂しくて、何度もお店を見に行ってしまったほど愛着の沸いた仕事場でした。

ほとんど写真を撮ったり、フェアを見て回る元気は残っていなかったのですが、最終日はやり遂げた満足感で元気になり、せっかくの機会と思いブラブラしてみました。

フェア中は、まぐろの解体ショーと握り寿司、鉄板焼きなどの実演を見ました。2日間私と一緒に来ていた夫は、いろいろ見て目をつけていたようで、最終日に、高橋留美子と谷口ジローの漫画を購入していました。

バルセロナ着物クラブによる着物試着コーナーでは知人を見つけ、少しおしゃべりしたら、なんと4日間で約600人に着せたというので、びっくり!!和服姿の彼女もさすがにぐったりしてました。フェア入場に2時間、着物試着の列で3時間待った人もいたそうで、ここまで愛される自国の文化を目の当たりにして、とても感慨深かったです。

目が回りそうに広い見本市会場いっぱいに埋め尽くされた、膨大な数の日本の漫画。私は正直、あまり漫画に興味を持ったことがないのですが、海外でこれだけの熱狂的な支持を得るのは、すごいことだと思います。

日常からかけ離れた、不思議な4日間でしたが、良いエネルギーをもらいました。
最後に、日本食レストランBOUZU、バルセロナで日本食が恋しくなったら、ぜひお出かけくださいね!


2012年6月30日土曜日

夏至のお祭り「サン・ジョアン」


突然に頼まれたコンクールの伴奏(ベートーヴェンのピアノとチェロのためのソナタは伴奏じゃなく、これが一番大変なのですが)の仕事で、譜読みと練習で大焦りの今日この頃ですが、7月になってしまう前に先週末のお祭りのことを書いておきます。

先週の土曜日23日の夜は、カタルーニャで盛大に行われる夏至のお祭りがありました。
その日は昼間からいたるところで爆竹の音が聞こえ、夜には街中で花火が上がり、私たちは夕食のあと近くのビーチに行って、夜中の1時ごろまで1時間半ほど美しい花火を満喫しました。

バルセロナの海岸沿いの方々で上がっていたので、見るのも忙しいくらい華やかで、延々と続いていました。



まだまだ見ていたい気持ちの中、それでもかなり体が冷えてしまったので引き上げました。家に帰ってからも外は花火や何かの爆発音が続き、明け方までなかなか眠れない夏至の夜でした(笑)Nit del foc (火の夜)という、まさしく名前どおり!

夕方から街の中心部から火を持った行列が出発して、市内の各地へ持っていかれると聞いていたのですが、私たちの住むポブレノウにもやってきました。

 
ちょうど夕食をとっていた外のテラス席の横を通過!かなりブレてますが、雰囲気は伝わるかな。リズミカルな音楽と火の行列でした。そして皆の真似をして夫も花火を購入、夜ビーチに持っていって噴水のような花火をふたつ楽しみました。

2012年3月4日日曜日

飴が降ってくるお祭り!!


ひな祭りの3月3日、バルセロナではサン・メディール祭がありました。

起源は1830年、グラン・デ・グラシア通りでパン屋を営む主人が重い病を患い、Sant Medir(メディール聖人)に助けを求め、治してくれたらCollserola(コルセロラの丘)の聖地を訪れることを約束し、メディール聖人により元気になった主人は聖地を訪ねた、という言い伝えから、以来コルセロラの聖地まで行く人が後をたたず、1861年から、グラン・デ・グラシア通りで毎年行われる伝統の「甘いお祭り」になったそうです。

傘をベランダからぶら下げてスタンバイ!
市の吹奏楽団を乗せた馬たちもスタンバイ!
夜7時ごろに行くのがお勧めとのことで、その頃に行ってみると、1キロ以上続くグラン・デ・グラシア通りの歩道は人で埋まり、ビニール袋を持っている人があちこちに!

待っているのは降ってくる飴。なんと、1万キロ以上の飴が用意され、撒かれるとのこと。なるべくたくさん取るため傘を持っていくように(逆さまに持って取るということです)とのことで、まじめに折りたたみ傘を持参しましたが、さすがに沿道はすごい人で、そんなものを広げて持つスペースはなかったので、バラバラと落ちた飴を拾いました(笑)

時々必要に迫られて用を足す目の前の馬たちと待つこと待つこと、8時を過ぎてようやく行列開始!すごい音量で太鼓などを鳴らして踊る地元グループと、飴をばら撒く人たちを乗せたトラックが交互に現れました。

グループごとに色があり、赤組からスタート

降ってくる飴が顔に当たり、痛いやら怖いやら、取るよりもガードする方が大変でしたが、なかなか面白い経験でした。お祭り紹介のウェブには、飴がやさしく撒かれるって書いてあったんだけどなぁ・・・(笑)夫が取った分も合わせて、家にはどうしていいか困るほどの飴が・・・
少しは記念に確保するとしても、大半は、私はスペイン語のクラスへ、夫は仕事場へ話の種に持っていくつもりです。

そもそもこのお祭りの情報をくれたのはスペイン語の先生で、クラスのブログにイベント情報などをアップしてくれるので、スペイン語を学ぶ以外にも、こうしてバルセロナの伝統文化も知ることができるのはうれしいです。
 

2012年2月19日日曜日

カルナヴァル

2月の後半、バルセロナもカーニバルのシーズン真っ只中です。
土曜日には私たちの住むポブレノウでもパレードがあり、奇麗に飾り付けられて大音量で音楽を流す車と共に、仮装した大人や子供たちでいっぱい。


私たちは普段着でしたが、仮装した人たちを眺めているだけでも楽しかったです。


あんまりかわいいので、写真を撮らせてもらいました!


こちらは、シンプソン一家と一緒に一枚。お父さんのお腹がナイスでした!

カルナヴァルの時に食べるとスペイン語の先生が言っていた、ブティファッラ(ソーセージ)をぜひ食べようと、今日はブティファラが本日のメニューにあるお店を見つけて、ランチをしました。お腹がいっぱいすぎて、夕飯はパス。



初めて入ってみた、ポブレノウ通りにある小さなお店。
落ち着いた店内で、プリモの海鮮フィデウア(短くて細いパスタ)も美味しかったです。

2011年9月15日木曜日

ハバネラを聴きながら

 
今週はポブレノウ祭。
私たちの住むポブレノウ地区は華やかに装飾され、とてもきれいです。
お祭りが始まる1週間ほど前から、住民たちが準備をはじめ、みるみるうちに野外ステージが組み立てられ、なんと我が家の寝室の真下にもステージが!!

夫と「まさかこれから1週間ずっと寝られないなんてことにならないよね・・・(汗)」と少々ビビッていたものの、予想通り夜中遅くまで演奏していたのは金曜と土曜の晩のみでした。それにしても、夜11時から朝の4時まで歌いっぱなしの歌手にはある意味で尊敬してしまった。

昨晩はハバネラの演奏会があり、なかなか素敵でした。
バルセロナのお祭りでよく聞こえてくる南米の音楽。サルサとかマンボのような曲は、今ではカタルーニャの伝統でもあると、友達が言っていたっけ。皆口ずさんだり、ゆらゆらとリズムに乗って自然に体が動いたり。

外はこんな感じです。



また、お昼とか夕飯時に、外にテーブルをずら~っと並べて、それぞれ食べ物を持ち寄ってわいわい食べるというのがあって、なんだかすごくいいなぁと思いました。来年は友達など誘ってぜひやってみたいです。


こちらは巨大パエリア。一人分が多すぎて翌日も温めていただきました(笑)
外テーブルでゆっくり食べていると、知らないおじいさんが話しかけてきて、地域の話とか教えてくれて温かい気持ちになりました。「僕が住んでるあたりは若者が少なくて、準備するのが大変だったんだ」と笑顔で嘆くおじいさん。来年は手伝ってあげようかなぁ。

夜はいたるところで野外演奏会があり、手作りMojitoも美味しかったです。


本当にお祭り好きなスペイン人。バルセロナでは地区ごとに期間を変えてお祭りがあり、8月にはグラシア祭、その後サンツで、来週はメルセ祭・・・と夏もまだまだ終わる気配がありません!