さてさて、今年もようやく海の季節がやってきました。早ければ5月ごろから泳げますが、今年は忙しくて精神的にも時間的にも余裕がなく、7月になりました。たまたま近くのビーチがヌーディストビーチなので、私たちは全く気にしないし、むしろその開放感に魅せられて、いつもそこに行きます。
とは言っても義務ではないので、その時の気分や雰囲気で、私もさすがにまだ一人では勇気がありません。素敵なマダムが一人でいらっしゃるのを見ると、私もいつかは・・・と思うのですが(笑)今朝は夫の出勤前に二人でタオルとゴーグルだけ持って、沖合い150メートルくらいまで、往復してきました。なので、写真なしです。
ヌーディストビーチはこの気軽さが一番の醍醐味だと思います。通勤帰りの人が夜7時ごろ自転車で職場からそのまま革靴でやってきて、ぜーんぶ脱いでサーとひと泳ぎして帰る・・・など目にしますが、カッコよすぎる。理想的な生活!って思います。
今日は波がなくて本当に静かな海でした。海水もクリアで、波の音が全く聞こえないほどまっ平らで、まるでプールのように泳ぎやすかったです。同じビーチでも毎日様子が違うので、面白いです。バルセロナのビーチは、毎日数回の水質検査が行われていて、クラゲがいたり波が高かったりすると遊泳注意や禁止の旗が出ているし、安全に泳ぐための情報や管理がしっかりしています。
ちょうど夏休みに合わせたかのように演奏会のスケジュールが9月まで空いているので、今まで忙しさにかまけて手抜きしてた家事をしたり、ヨガにも再び毎週通いたいし、海でも泳いで、健康な体作りをしたいと思います。
もうすっかり夏になってしまったけど、何を隠そう、今日はセーターの洗濯2回目、そしてやっと衣替えします。あーこれでやっと夏服がいつもの箪笥から着られる~!ってホント遅すぎ(汗)
それではこれにて。お家のお仕事がんばります!
週末に、両親と信州に行ってきました。標高1200メートルを超える横谷渓谷の散策は、まぶしい緑と美味しい空気で、本当に気持ちよかったです。
泊まった旅館の裏を流れる渋川。鉄分を多く含むため、底が赤いそうです。赤土を溶かしたような温泉・黄金の湯にたっぷり浸かってきました。
水しぶきが霧のように舞うことから名づけられたという霧降の滝。水って本当に不思議で、どんなに眺めていても飽きません。また写真に撮ると、絵のようなふわふわなニュアンスになるのも面白いです。
森林浴ですっかり癒されましたが、帰ってきたらやっぱりすごい暑さ・・・みなさんも熱中症にはくれぐれも気をつけて、無理せずに過ごしたいものです。
昨日の演奏会、おかげさまで無事終了しました。ご来場いただいた皆様、関係者様、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
チェンバロとフォルテピアノを両方弾くのは、初めての経験でしたが、本当に楽しかったです。特にフォルテピアノは、弾けば弾くほど楽器とのコミュニケーションが深くなり、それは本当に楽しい経験でした。
また、今回はじめてクリスティアン・バッハの素晴らしい作品に出会えたこともうれしかったです。このような機会を作っていただいたことに感謝です。
演奏の合間には、案内役の足立氏によるお話や、2台の楽器を提供いただいた梅岡氏の楽器についてのお話もあり、興味深いお話を聞くことができました。
アンコールは、クリスティアンのソナタの最終楽章を、冒頭をフォルテピアノで弾いてから、チェンバロで弾いてみました。カプラーを入れて8フィート2本で弾きましたが、鍵盤の底?の感触がフォルテピアノよりもやわらかくて、ふわふわした感触でした。もちろん、リハーサルのときに、2台続けても問題ないか、ピッチも違うので同じ曲を弾いて違和感がないかなど確認済みでしたが、その時には感じなかったことが本番ではあるから、面白いですね。
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リハーサル風景 |
とても楽しかったプログラムですが、これからの課題も盛りだくさん!本当に勉強になりました。フォルテピアノもどんどん経験を増やして、いろいろなレパートリーに挑戦していきたいと思います。
昨日から、演奏会で使用する2台の楽器でのリハーサルが始まりました。
このフォルテピアノは今回初めて触る楽器で、最初感覚が慣れるまでおっかなびっくりでしたが、だんだん指が馴染んできました。弾いているうちに、音色や表現の可能性がどんどん広がっていって、楽しかったです。あと2日、練習に通います。
バッハがケーテン宮廷学長であった時代に用いていた「ミートケモデル」のチェンバロと、モーツァルトが活躍した同じ時代に作られた「ルイ・デュルケンモデル」のフォルテピアノで、それぞれの音楽が生まれた当時の音色の再現に迫ります!
それでは、会場にてお待ちしています。