2011年9月29日木曜日

木曜日はパエリア


ここバルセロナでは、木曜日はパエリアの日らしく、どこのお店でも木曜日の日替わりランチのメニューにはかなりの確率でパエリアが登場します。

今日は、ついに1ヶ月越しで取れた移民局の予約の日で、1ヶ月待つうちに期限が切れてしまった結婚証明をイタリアで取り直し、国の指定する専門家に再度スペイン語翻訳してもらい、その他の書類を揃えて行ってきました。

予約時間の少し前に到着すると、まず番号をもらい、すぐに呼ばれて予約確認の後、更に番号をもらって待つこと1時間強。自分の番がやってきて、少々緊張しながら指定された番号の机に行くと、女性スタッフが対応してくれ、順に必要書類を聞かれるままに出して、一つコピーがなかったものを急いで夫に外でコピーしてきてもらった以外、すべて順調に手続きできました。

約1ヶ月でカードができて、郵送される受け取りの案内で指定された場所に取りに行けばよいとのこと。それにしても、情報のいい加減さには辟易。正規の政府のサイトを熟読して、落ちがないように必要書類を揃えたのに、実際に言ってみると、パスポートのコピーは写真のある重要ページだけでよく(サイトには、全部のコピーとあった)、3枚の顔写真は1枚でよく、逆に、必要書類に全く書かれていなかったものの提出を求められる始末。

幸い、これまでの実体験から学んだ教訓で、書かれていなくても必要になるかもしれないと思われるものは全て持っていったので、問題ありませんでしたが、情報の曖昧さに心配になってやっぱり一緒に行くと言ってくれた夫の持ち物まで念入りに考える余裕はなく、一つ夫が持ちあわせなかった書類がありましたが、仮の書類に記入することでOKでした。

昔ミラノで滞在許可証の手続きに毎年行ったのは、いわゆる警察で、何事もすべてピストルを携帯する警官相手だったので、すごく理不尽な経験もしました。数年前からイタリアでは郵便局の窓口で手続きできるようになり、受け取りだけ警察に行くようになっています。

バルセロナの移民局は、入り口で荷物検査をする警備員以外は全員私服で、話し方や対応の態度からどうも一般人が業務をしている感じでした。威圧感がなく丁寧で、時折笑顔で普通の会話をしながらの対応がうれしく、ホッとしました。

無事手続きが終わってちょっと乾杯したい気分で、ランチでは私はビールを頼み、パエリアの前にアスパラガスのスープ、食後のコーヒーで、10ユーロでした。外テーブルはサービス料が追加されますが、まだ寒くなく、きれいに晴れ上がった青空の下での食事は気持ちいいです。


さて、今夜は9時から、夫が参加している演奏会のゲネプロを聴きに行きます。
プログラムは、プロコフィエフの交響曲第1番とアレクサンダー・ネフスキー、カタルーニャ出身の作曲家モンサルバーチェの「カント・エスピリチュアル」。どれも初めて聞くもので、楽しみです。

2011年9月27日火曜日

食後のお茶


ヨーロッパでの生活も13年目に入りましたが、こちらではじめて急須と湯のみで緑茶を飲みました。

こういう、日本では普通のことが、海外では妙に美しく感じられます。
塗りのお盆、木のやさしい感触、和食器の美しさと温かさに、お茶の味も一層おいしく感じました。日本の美ですね~

結婚を機に、日本からお鍋セットや食器類、カップなど、いろいろ分担して持ってきてくれた家族に改めて感謝です。

それにしても、日本の2つセットのお箸や湯のみなど、大きさと色から、しっかり男女が決まっているのは面白いですね。同じ量を入れれば差別にはならないし、確かに手の大きさに合って理にかなっていると思えば、それはそれで納得。

羊羹かなにか、ちょっと甘いものがあればもう言う事なしだったのですが、残念ながらここはバルセロナ^^; もちろん、日本食材を扱うお店に行けば買えますが、わざわざそこまでして食べたいとも思わないんです・・・冬に日本で食べることにします。

そういえば、最近スーパーでゴーヤを見つけて、夫が笑顔で「あ、あれ苦い野菜だよね?」と興味ありそうに言うので、へーこんな野菜知ってるんだぁと、内心ちょっと感心しながら一つ買って来たのを、今日ゴーヤチャンプルにしてみました。


あいにく豆腐がなかったので、豆腐なしで作りましたが、日本の味がしました~

2011年9月26日月曜日

メルセ祭り

毎年9月末に行われるバルセロナのお祭り「メルセ祭 La Merce'」。
音楽院の交換留学でバルセロナにはじめて来たのが、2年前のちょうどメルセ祭の週末でした。

イタリアに週末帰っていた今の夫が親切にもメールでメルセ祭のこと、花火がきれいだからぜひ見に行ったらいいと勧めてくれて、一人でメトロを乗り継いで花火を見に行きました。

さて、今年は日曜日に夫が出た演奏会を聴きに、カタルーニャ広場へ行ってみました。
今年はオルフェオ・カタラ合唱団の120周年で、それを記念した演奏がありました。

広場に設置された舞台
美しいアカペラやマーラー、ハイドンの作品など
終演後、帰り道の途中で偶然遭遇したコッレ・フォク!走れ火よ!という、噴出す花火を持って走り回り、その火花の下をさらに人が走る、すごいものでした。

あとは、手作りの恐竜が火を噴いて道を練り歩き、その周りで人びとが太鼓を叩きまくり、まさにド迫力。

こんな恐竜
火を噴く恐竜たち
これを持って走りまわります。近づいてくると、見物人たちが若干後ずさり・・・
煙が充満して人びとに埋め尽くされたライエターナ通り   

2011年9月22日木曜日

バルセロナ~ピアチェンツァ2000キロの旅

先週末、引越し用にバンを借りて金曜日にバルセロナを出発、土日は荷造りと積み込み、そして月曜夜にバルセロナに戻るという計画を立てて、無事、往復2000キロの車の旅をしてきました。

イタリア生活を引き上げた時から夫の実家に預かってもらっていた私の荷物の全てが、ようやくスペインに到着しました!さらには実家に残っていた夫の洋服なども持ってきたので、現在我が家は段ボール箱だらけ。毎日少しずつ整理整頓するしかないですね・・・

楽譜などもきちんと本箱に落ち着いたら、チェンバロのレッスンも始めたいと思っています。
ご希望の方、随時ご連絡お待ちしています!

さて、なが~い道中に撮った写真です。

フランス:晴天に恵まれドライブ日和

松の木の下でお昼休憩、木の下で気持ちよくピクニックできるように良くできています
ニースの近く
フランス最後の休憩、夕日に包まれた海
このあとイタリアに入るともう夜でした。
以下は、帰り道。

イタリア:ピアチェンツァから2時間ほどでジェノヴァの海が見えてきました!  
美しい海岸がトンネルを抜けた瞬間に!夫の横顔入りで失敬
フランス:ぶどう畑がたくさんありました(こちらは私が反射してます^^;)

2011年9月15日木曜日

ハバネラを聴きながら

 
今週はポブレノウ祭。
私たちの住むポブレノウ地区は華やかに装飾され、とてもきれいです。
お祭りが始まる1週間ほど前から、住民たちが準備をはじめ、みるみるうちに野外ステージが組み立てられ、なんと我が家の寝室の真下にもステージが!!

夫と「まさかこれから1週間ずっと寝られないなんてことにならないよね・・・(汗)」と少々ビビッていたものの、予想通り夜中遅くまで演奏していたのは金曜と土曜の晩のみでした。それにしても、夜11時から朝の4時まで歌いっぱなしの歌手にはある意味で尊敬してしまった。

昨晩はハバネラの演奏会があり、なかなか素敵でした。
バルセロナのお祭りでよく聞こえてくる南米の音楽。サルサとかマンボのような曲は、今ではカタルーニャの伝統でもあると、友達が言っていたっけ。皆口ずさんだり、ゆらゆらとリズムに乗って自然に体が動いたり。

外はこんな感じです。



また、お昼とか夕飯時に、外にテーブルをずら~っと並べて、それぞれ食べ物を持ち寄ってわいわい食べるというのがあって、なんだかすごくいいなぁと思いました。来年は友達など誘ってぜひやってみたいです。


こちらは巨大パエリア。一人分が多すぎて翌日も温めていただきました(笑)
外テーブルでゆっくり食べていると、知らないおじいさんが話しかけてきて、地域の話とか教えてくれて温かい気持ちになりました。「僕が住んでるあたりは若者が少なくて、準備するのが大変だったんだ」と笑顔で嘆くおじいさん。来年は手伝ってあげようかなぁ。

夜はいたるところで野外演奏会があり、手作りMojitoも美味しかったです。


本当にお祭り好きなスペイン人。バルセロナでは地区ごとに期間を変えてお祭りがあり、8月にはグラシア祭、その後サンツで、来週はメルセ祭・・・と夏もまだまだ終わる気配がありません!

2011年9月9日金曜日

フランスの家族手帳


フランスから家族手帳(Livret de famille)なるものが届きました。
二重国籍の夫は、イタリアで結婚した際に在ミラノ・フランス大使館で届出をしていますが、8月末になってようやく反映され、この家族手帳が送られてきました。

パスポートを長くしたような形で、中には私たちの婚姻について記されていました。


ページをめくると、残りはすべて出生届の記載スペースで、なんと11人分も!!
いくら少子化対策に成功しているフランスとはいえ、11人はすごいですよね。

そして同封されていた手紙には、婚姻によるフランス国籍の取得についての説明もあり、結婚後4年で取得手続きができるとのこと。手続きから実際の取得までは5年かかり、またフランス語を十分に理解できること、とあります。

日本ではまだ二重国籍が認められていないですから、今のところ関係のないことですが、ふーむ、なるほど~といった感じです。

二重国籍は、早く日本でも法改正がなされ、認められることを願います。
先日イタリアのミラノ国立音楽院で、チェンバロ科も含む教授補助枠の公募があったのですが、応募資格に、18歳以上であること、イタリア国籍を有すること、とあり、すでに2項目めで資格なしとなり、非常に残念でした。

先進国のほとんどで重国籍は普通のことで、実際こちらの人たちは結婚したら自動的に相手の国籍も持つものだと思っているので、「日本ではそれは認められていないから、日本国籍しか持っていない」というとすごく驚かれます。ま、いずれにしても結婚と同時に即持てるものではないことは、フランスの手紙からもわかりますが。

結婚してから、それに絡む様々な事柄や問題が身近になり、興味深いです。

2011年9月7日水曜日

ハイビスカス


今朝起きると、ハイビスカスの花が3つ、大きく開いていました。

パリで勉強している夫の妹が、今私たちを訪ねてバルセロナに来ているのですが、ある日ハイビスカスの鉢を抱えて帰ってきて、プレゼントしてくれました。

一週間の滞在はあっという間。今日はもうパリに帰ります。
大事に管理して、無事に冬越しして、また来年も咲いてくれたらいいなぁと思います。