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2015年9月3日木曜日

うれしいお付き合い



9月に入って、バルセロナも空気が涼しく秋めいてきました。

このところ、続けてうれしい再会がありました。

昨日は、グラシア地区を歩いていたら、もう1年以上会っていなかった友人夫妻に遭遇!ベビーカーでスヤスヤ寝ていた10ヶ月の娘さんにも初めて会えました。

ちょうど1年ほど前、エスムックの入学試験で伴奏したガンバの生徒の先生と会った際に、なんとその先生は友人(旦那さんの方)の叔母さまだったのです。世界は小さいねと笑ったのを思い出します。

そして今日は、日本へお見舞いの手紙を出しに郵便局へ行った帰りに、なんと以前スペイン語のクラスで一緒だったロシア人のおじさんが家の前にいたのです。

こんなところで何をしているのか訪ねると、奥さんがお店から出てくるのを待っていると。そうです、家の下は洋服のお直しやさん。彼らの住んでるところがエスムックに近いのと、息子さんがエスムックでバロックバイオリンを勉強している(これも知ったときにはあまりの偶然にびっくりしました!)というのがあり、おじさんには何度か偶然に会うことがありました。

今日はじめて知り合った奥さんと少しお喋りしていると、どうしてまだ家に来たことがないのかしら?住所持ってないの?というので、さっそく住所と連絡先をいただきました。いつでも遊びにきてね、旦那さんと、とうれしいお誘い。

なんか、うれしいなぁ。こういうお付き合い。
日本では初対面でお家に誘われることなんてめったにないし、またカップルで誘ってもらえるのもうれしいです。

この夏にも、フィンランド人のお家に夕食に招かれた際も、それも私だけでなく少なくとも他に5人くらいいましたが、アヴェックの招待ですと書いてありました。招待者のほとんどが未婚の学生でも、そのように書いてあったので、彼氏でも彼女でも、一緒にどうぞという意味です。文化の違いを感じました。

こういう機会は大切にしたいので、今日いただいた連絡先にお電話して、さっそくお邪魔してみたいと思います。手土産にはなにか日本のものを持っていったら喜ばれるかしら♪




2013年3月24日日曜日

人との出会いが面白い!

私はいろんな人に知り合うのが好きです。
それは自分がしたことのない経験を、その人を通じて疑似体験できるからだと思う。本を読んだり映画を観る楽しさに似ている。

昨日は、バルセロナ・アジア合唱団の仲間が出品している展覧会のオープニングに行ってきました。場所は、Biocenterという有機栽培の食材を使ったヴェジタリアンのレストランで、私も日本から来た家族や夫のお母さんと行ったことがあり、懐かしかったです。

そこに集まった合唱団の友達とのおしゃべりが面白かったので、少し紹介します。

プエルトリコ人のNさん。
富山の高校で1年間、ALTアシスタントとして英語を教えていた経験があり、片言だけどすごくきれいな発音の日本語でびっくり。スペイン語の会話の中で時々出てくるネイティブのような美しい英語を聞いて、耳が良いんだと納得。ALTは基本、ネイティブの人が対象だけど、抜群の発音の良さと、順応能力の高さが面接で評価されて、通ったようです。プエルトリコは米国の支配下にあり、みんな米国のパスポートを持っているから、スペイン語のネイティブとしてスペイン語を教えることはできなかったとのこと。

彼女のお母さんはヴェジタリアンで、小さいころから普通にワカメとか豆腐を食べていたと聞いて、これまたたまげました。だから、日本の食事も違和感が無いどころか大好きで、昨日はお鍋が食べたいと言っておりました(笑)最近でこそ、欧米では豆腐とかブームというか、ベジタリアンをはじめ広まりつつあるけど、その当時(20年くらい前)、プエルトリコで子供がワカメだ豆腐を食べていたというのは想像が難しい・・・

イラン人の父とカタルーニャ出身のスペイン人母をもつZさん。
フィレンツェ生まれで、8歳までイタリアで育つ。その後高校までバルセロナのイタリア人学校で教育を受けて、大学はバルセロナの大学で学ぶ。家ではペルシャ語とスペイン語、学校はイタリア語という3ヶ国語で育って、今は料理好きな心理学者として精神病の患者さんを料理教室に招いて、日常生活に必要なこと(時間を守る、指示されたことをするなど)の訓練をしているそうです。

3カ国語以上の多言語で育った人は、自分の子供たちも似た環境で育つと思うので、とても興味があります。幸い、彼女はそれで問題を感じたことはなく、プラスの効果だけだったと話してくれました。それにしてもすごく笑い上戸で素敵な人で、どうも私の笑いのつぼが刺激されたらしく、彼女に何か質問されただけで、しまいには目が合っただけで笑い出してしまうという、なんとも楽しい夜でした。

またお友達が増えて、異文化交流もできて、素敵なひとときでした。
さらに、昨日の5人の女性のグループの中の2人は、少し前までカップルだったと聞いて、さらに刺激が高まったのでした。現代バルセロナを生きているなぁと実感しました。

昨日はEsmucで、バロックヴァイオリンを教えるアルゼンチン人のマンフレードのクラスで友達の伴奏をした後、フォルテピアノを練習してそのまま出かけたので、カメラ不携帯で写真が無いのが残念です。

今、目の前の広場が人で埋め尽くされて、すごいことになっているので、その写真を貼ります。こちらは復活祭の休みが始まっているので、舞台が設置されて、いろいろな催し物があるようです。今は神父さんのような格好をした人と子供たちが歌を歌っています。人々が手にしている木の枝は何だろう・・・きっと何か意味があるのでしょうね。


2012年5月22日火曜日

合唱をはじめました


今月できたばかりのバルセロナの「アジア合唱団」で歌い始めました。
アジアの歌を原語で歌うのが目的で、プロ・アマ問わず、超多国籍の歌好きが集まった80人ほどの合唱団です。スペイン人は全体の2割くらいかなぁ。

練習は毎週月曜日の夜8時から9時半で、夫もちょうど来られる曜日だったので一緒に参加しています。昨日で3回目でしたが、これまでに、韓国、中国、日本の「さくら」、そしてアジアではないですがプッチーニの蝶々夫人の「言葉なしの歌」を始めました。一曲ずつ仕上げるのではなく、数曲を同時に少しずつ譜読みしていくのが面白いです。

圧倒的に男性が少ないので、まずは3声の作品からスタートしています。私はアルトパート。昨日、はじめてきれいなポリフォニーを聞くことができて、とても美しかったです。

夫が合唱団で歌っているのに感化されて、合唱っていいなぁ、やってみたいなぁと思っていたところ、ちょうどよい機会が訪れました。 

これから更に、インド、バングラディッシュ、イランなど、かなり広い範囲のアジアの歌を取り上げるそうで、とても楽しみです。それぞれの国出身の仲間が発音を教えてくれるので、音の持つ異文化にぐっと一気に引き込まれるような感覚がたまらないです。

指揮の先生は、バルセロナ国立音楽院で教えている先生で、中国語を話すという、とてもアジアに興味のある人のようです。気さくでとても素敵な先生です。


練習会場のカサ・アジア。 遠くからでも目に留まる美しい建物です。
スペイン語を始めてから、スペイン語と日本語の交流会に参加したのがきっかけで知りました。アジア諸国の文化交流を図るための教室各種や映画放映など、様々な催し物があります。5月からは大震災1周年で、震災を扱ったドキュメンタリー放映会が毎週土曜日にあり、できる限り足を運んでいます。



モザイクが美しい内部




2011年7月10日日曜日

家の筋向いにモスクが!!

3週間のイタリア滞在から戻ったら、家の目の前の道にモスクが完成しつつあるではないですか!!あまりに美しい大きな木の扉の前で、思わず足が止まりました。

そして、今日は完成を祝ったオープンデーで、無料で食べ物が振舞われるとのこと、私も早速カメラを持って行ってみました。

するとモスクではなく、「カタルーニャ・イスラム文化センター」なるものでした。


中に入るといろいろな実演や体験コーナー、展示などがありました。

グラナダのアルハンブラを真似たそうです
ヘナのデコレーション体験コーナー
私も12日の演奏会が無ければやってみたかったのですが、さすがにこれで弾くのはなぁと思い、今回は写真のみ。

名前をウルドゥ語やアラビア語で書いてくれます。これはウルドゥ語でトモコ、美しい
イスラム教や文化についての展示を眺めていたら、女の子が「オラ~」とスペイン語で話しかけてくれて、いろいろ説明してくれました。すごく気があってしまって、その後もずっと一緒にいました。彼女はバルセロナ生まれのパキスタン人、12歳。パキスタンには赤ちゃんだったときと3歳のとき、そして今年の計3回しか行ったことが無く、「パキスタンの生活にはあんまり慣れていないの」とニコニコ話してくれました。

「コーランには宗教は義務ではないって書いてあるの(展示物を指で指しながら)、だからほら私が頭に巻いているこれも、別にしたくなければしなくていいの。でも私は好きだし何となく守られてる感じがするからしているの」と言うのには、とっても好感が持てた。

展示物や人々の発言から、世間一般に思われているイメージや誤解を払拭したい、という強いメッセージを受けた。文化センターで見かけたたくさんのイスラム教の家族はとても幸せで平和に見えました。

このセンターでは、カタルーニャ語やスペイン語を教えたり、学校の補修、セミナーや遠足などが企画され、こちらの生活や文化に溶け込むお手伝いをするみたいです。

私にとっては、逆にイスラム文化を知る機会となり、無料の本ももらい、美味しいクスクスやお菓子、大好きな手作りミントティーをいただき、楽しいひと時でした。 コーランの歌?というかお祈りも聞いて、昔トルコのイスタンブールで訪れたモスクを思い出しました。


左が12歳のテイバちゃん。二人にはカタカナで名前を書いてあげました

帰ってきてから、私たちが住んでいるアパートでも、センター建設中止の署名集めがなされていたと知って、少し寂しい思いでした。

美しい木の扉