2011年8月30日火曜日

ハーブたち


数日前にヴァカンスが終わり、新装オープンした家の隣の花屋さん。
昨日ふっと通りがかりにバジリコを発見!

バジリコは近所のスーパーや八百屋さんでも手に入らず、ずっと探していたところでした。
以外にも、花屋さんで売っているのですね。これは思いつかなかった!今朝、他の花屋さんでも見かけました。

その他、ミントやローズマリーもあったので、新しい土も一緒に買ってきました。
台所の窓の外に鉢が置けるようになっていて、前の住人のものか、ちょうど良い大きさの鉢があったので、さっそく植えてみました。

ちょっと目隠しにもなって、良い感じです。
ちょこちょこっとお料理に使うのが楽しみです。

2011年8月25日木曜日

住民登録してきました

今朝はちょっと早起きして、8時半に開く市役所機関に行って来ました。
アパートの契約書を持って、私は始めての住所登録(empadronamiento)を、夫も住所変更のため新たに登録しました。

朝一番だったためか待合室もがら空き、10分ほど待つと呼ばれて、手続きもすんなりいきました。イタリア暮らしの経験からか、こういう官僚相手のことは何事もすんない行かないのが常になっていたので、とりあえずほっとしました。

明日はこの住民登録証を持って警察に行き、「EU市民の家族のための住民カード/Tarjeta de residencia de familiar de ciudadano de la Union」なるものの取得手続きをします。
こちらは経験者のブログなどを見てみると誰もが、できるだけ早く行って外で並ぶようにとのアドバイスがあり、普通に開館時間の9時に行くとそこから2時間待ち・・・などと書いてある。なんだか昔イタリアで経験したような話だが、ま、本でも持って行ってみようと思います。

その他、私たちの質問にも丁寧に答えてくれて、帰りにはそこから近いPunt Verd(緑の場所)という市の環境担当の施設に寄って、常々欲しいと思っていた家庭のゴミ分別用の袋セットをもらってきました。


右側にあるのが袋セット。紙、プラスチック、ビンは3色に分かれていて、街のいたるところにある大きなゴミ入れも同じように色分けされていて、とても分かりやすくなっています。
また、生ゴミ専用の茶色のボックスと専用袋ももらえました!その他、マグネットで冷蔵庫にくっつく生ゴミの説明と、「料理してリサイクルする芸術」というタイトルのレシピ集も一緒にもらい、なぜかすごくうれしい気持ちになりました。

 

さっそく台所にセット。生ゴミボックスは流しの近くに置きました。
住民の仲間入りをした気持ちで、うれしいです。 

さぁ、夕方には明日の手続きに必要な、専門家に依頼した結婚証明証のスペイン語訳を受け取りに行ってきます。

2011年8月22日月曜日

旧居の思い出

引っ越す直前に、何となく今まで住んでいたところの近所の風景を納めておきたくて、何枚か写真を撮りました。

Clot広場と市営市場。市場で新鮮な鮭を買って、月に1,2回は手巻き寿司をしました。広場では朝から夜遅くまで人々が集い、バールの外テーブルが出ています。ある土曜の正午すぎにゆったり朝食を楽しむ人たちを見たときには、あぁ、スペインの時間だなぁと妙に納得しました。

三角屋根の建物が市場です
よ く通った八百屋さん。品揃え、新鮮さ、価格ともに大変満足でした。ちゃんと撮っていいか聞いてから撮らせてもらったのですが、通りがかりの観光客と思われ たのか、カメラを構えていたら「ダメダメ!」と中から人が出てきて少々びっくりしました(汗)
引っ越してからも近くの八百屋さんをかなり試しましたが、まだ、ここ、という八百 屋さんが見つかっていません。



八百屋、薬局、銀行、タバッキ(切手など売ってます)、中国系雑貨やさん、毎晩11時まで、日曜日も開いていたパキスタン系ミニスーパーなど、一通り揃っていたClot通り。



徒歩2分で行けたClot公園。緑が多くてとても気持ちよく、時々夫とバトミントンをしました。実は、出会ってすぐのころに連れてきてもらった公園で、その後すぐ近くに住むことになるなんて、不思議な気持ちがしたものです。






引っ越しました

先月に新居探しをはじめてから、入居手続き、引越し、家具を揃えたりで、あっという間に時間が過ぎました。その間、体調を崩したり、また引越し直後から2週間ほど、早速の来客があったのも重なり、なかなかPCを開く時間もなく、しばらくぶりの更新となってしまいました。

真夏の炎天下の物件下見と引越しでしたが、幸い7月とは思えない涼しい気候で救われました。今月15日の聖母昇天祭のあたりから暑くなってきました。遅ればせながら、少々夏ばてぎみです。

家具などを買い揃えるのに、バルセロナ郊外にある大手家具店IKEAに行ったのですが、まさか3回も通うことになるとは想像せず、これには参りました。いまさらながら、家具を買うには、まず部屋の寸法を測って、収まる家具のサイズを決め、それからやっと趣味に合うものを選んで値段と相談、という長い過程を経験しました。

他の国は分かりませんが、少なくともミラノとバルセロナでは家具付きの物件も多く、今まで家具付きのアパートにしか住んだことがありませんでした。今回ゼロから揃えるために、家の縮尺図を自分で書いて(仲介の代理店は持っていなかったので!)、チェンバロ、食卓、ベットなどサイズに切ったものをその上でぐるぐる移動して、どこに何を置くか、どんなサイズの箪笥やベットが置けるか、どれだけのスペースがあれば人が通れるか、家具の引き出しスペースやドアの開閉に必要なスペースなど、初日は考えるのも楽しかったのですが、あまりのややこしさに3日目、4日目となるとだんだん気分が悪くなり・・・でもその甲斐あって、良い解決策に行き着きました。

入居後数日は、夫と徹夜で家具の組み立てをして、何とか普通の生活ができるようになりました。これから本格的な引越し、というか、主に私の荷物をイタリアから移動しなければならず、気が重いですが、目下、ぼちぼち計画進行中です。

この夏は、そんな新居のもろもろで過ぎそうです。

少したまってしまった写真も、また少しずつアップしていきますので、どうぞ懲りずにお付き合いいただければと思います。

新居から500メートルの海岸