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2013年8月15日木曜日

カラブリア旅行記1.トロペア


友人の結婚式に参加するため、初めてイタリア本土最南端のカラブリア州に行ってきました。バルセロナからローマで乗換えて、レッジョ・カラブリア空港に到着。式の前に、海が美しいというトロペアに2泊しました。


きれいなエメラルド色の海は、砂浜が砂でなく小さな石なので、水中で混ざることがなく本当に透明でした。入るとすぐに足が立たなくなりますが、波もほとんど無いので、水深5メートルくらいのところでもゆっくり泳げました。 お魚もいっぱいいました。


 
町は約60メートルの岩の上にあり、下からも上からもすごい眺めでした。海までは階段を100段くらい下りていきます。


町の広場。60メートル下に海が広がります。そこからの眺めは最高に美しかったです。



海底に泳ぐ人の影が見えました!


良さそうかなと思ってふらっと入ったジェラートやさんが大当たり!このトニーノおじさんとのおしゃべりが楽しかったです。滞在中、いろんな味を試しに何度か通いました(笑)ユニークな味は、土地の辛みソーセージのンドゥーヤやオリーブ、ゴルゴンゾーラなどがありましたが、私はやっぱり普通の甘いジェラートがよかったなぁ。


トニーノおじさんが教えてくれたレストラン。あったらぜひ食べてごらんと勧められたスリチ(Surici、アマダイ)がありました!アツアツでさくっとした衣とぷりぷりで淡白な白身が絶品でした。トロペアで有名な赤たまねぎのパスタも甘くておいしかったです。トロペアに行ったらぜひ!

2012年6月2日土曜日

ヴェネツィアの5日間

夕暮れ時のサン・ジョルジョ島
先週の木曜日、朝に受け取った一通のメールが発端で、突然ヴェネツィアに行くことになりました。今日の午後3時の飛行機でヴェネツィアに来られるか?という内容にはさすがに驚きましたが、その後のやり取りで、予定していた通奏低音奏者が急に来られなくなったことや、サン・ジョルジョ島のチーニ財団で行われているフランスバロック音楽のセミナーでの伴奏と演奏会という大変魅力的な仕事であることを知り、二つ返事で引き受けました。

何件か入っていた他の予定を丁寧にキャンセルして、時計とにらめっこしながら荷造りと、バンバン送られてくる楽譜の印刷を時間ぎりぎりまでして、空港へ向かいました。アメリカ出張中で翌日戻る予定だった夫には、これからヴェネツィアに行って火曜日に戻るとメールをして!

ヴェネツィアに飛行機で入るのは初めてで、空港から市内までの1時間15分の船の旅は長かったけれど、晴天のもと潮風に吹かれながら気持ちよかったです。

セミナーの会場
毎朝9時から楽器の調律をはじめ、声楽の奨学生2人とヴェルサイユ・バロック音楽研究所の少年少女合唱団の4人の子供たち、ヴェネツィアの合唱団の子供2人とともに、ぐるぐると順番に私たちは夜の7時まで演奏しているという実に密な5日間でしたが、ヴェルサイユの子供たちの歌声の美しかったこと!忘れられない経験になりました。


パッラーディオによる美しい宮殿と中庭


演奏会場となった階段

28日の演奏会は、中庭に面した美しい階段が舞台となり、クレランボー、シャルパンティエ、カンプラなどの作品を演奏しました。

ヴェルサイユの子供たちと、夕食のレストランで
彼らの美しい声は本当に素晴らしく、完璧な音程と大人顔負けの音楽表現に脱帽。聞いてみたら、週末と水曜を除く週4日間、一日4時間の練習をしているそうです。喉を冷やさないようにスカーフや上着の着用、必要以上に起立した状態でいない、など細やかなケアのもと、完全にプロフェッショナルな声楽家たちでした!まんまりかわいいので、一緒に撮ってもらった記念の一枚。

言葉は主にフランス語と英語で、その他話す相手によってイタリア語やスペイン語、そしてドイツ語も飛び交うという、頭が壊れるかと思うくらい刺激的な日々でした。フランスバロックにどっぷり浸かった4日間、素晴らしい仲間と先生方と共に、貴重な経験となりました。

おまけ:お手洗いに入った瞬間の景色、あまりの驚きに撮ってしまいました!

2012年3月13日火曜日

久しぶりのイタリア


4ヶ月ぶりにイタリアに行ってきました。
3泊4日の短い時間でしたが、約1年半ぶりにコモの国立音楽院を訪ね、ミラノでは親友に再会と、良い滞在になりました。

音楽院からコモ湖までお散歩

本当は4月のパスクアの休みまで帰る予定はなかったのですが、夫がコモの音楽院で用事ができたので、急遽行ってきました。

ピアチェンツァでは、97歳の夫の祖母も連れ出してポー川沿いをお散歩したあと、そのまま夫の父方の祖母にも会いに行き、二人の祖母が揃って、とても貴重な時間を過ごしました。

イタリア人とフランス人の祖母と歴史的写真が撮れました
フランス人の祖母がイタリア人の祖母を訪ねたのはこれがはじめてかも、と夫の母が言うのを聞いて、今日は良い日になったなぁ、と思いました。 違う言語でもおかまいなしに手を取り合って何やら話し合っている二人を見て、何ともいえない感動を覚えました。

後ろに見えるのがポー川

おばあちゃんの車椅子を順番に押して、温かい太陽に包まれて、心温まるひとときでした。
この日は大震災からちょうど1年。いろいろなことを思いながら歩きました。

2011年9月22日木曜日

バルセロナ~ピアチェンツァ2000キロの旅

先週末、引越し用にバンを借りて金曜日にバルセロナを出発、土日は荷造りと積み込み、そして月曜夜にバルセロナに戻るという計画を立てて、無事、往復2000キロの車の旅をしてきました。

イタリア生活を引き上げた時から夫の実家に預かってもらっていた私の荷物の全てが、ようやくスペインに到着しました!さらには実家に残っていた夫の洋服なども持ってきたので、現在我が家は段ボール箱だらけ。毎日少しずつ整理整頓するしかないですね・・・

楽譜などもきちんと本箱に落ち着いたら、チェンバロのレッスンも始めたいと思っています。
ご希望の方、随時ご連絡お待ちしています!

さて、なが~い道中に撮った写真です。

フランス:晴天に恵まれドライブ日和

松の木の下でお昼休憩、木の下で気持ちよくピクニックできるように良くできています
ニースの近く
フランス最後の休憩、夕日に包まれた海
このあとイタリアに入るともう夜でした。
以下は、帰り道。

イタリア:ピアチェンツァから2時間ほどでジェノヴァの海が見えてきました!  
美しい海岸がトンネルを抜けた瞬間に!夫の横顔入りで失敬
フランス:ぶどう畑がたくさんありました(こちらは私が反射してます^^;)

2011年6月30日木曜日

ピアチェンツァの街並み

今日は、バルセロナに戻ってきました。
イタリアは30度前後の夏日で、夜寝るころになってもまだ室内は29度!など、寝苦しい夜もありましたが、バルセロナはそれほど暑くなく、今夜も窓を開けておくと涼しい風が入ってきます。

さて、ピアチェンツァで撮った写真をいくつか。

家から見えるコルプス・ドミニ教会



素敵な中庭のある邸宅を発見! 
覗いてみると・・・こんなお庭でした
ドゥオモ(大聖堂)

2011年6月25日土曜日

トレッビア渓谷

夫の故郷ピアチェンツァは、ミラノからたったの1時間で、丘陵地帯に囲まれた自然の豊かなところです。私も訪れるたびに魅了されています。

ピアチェンツァの街から車で1時間ほど行くと、私たちのお気に入りのトレッビア川のスポットに着きます。イタリアも夏日になり、川で泳ぐのが気持ちいい季節になりました。

さっそく時間を見つけて、ご両親も一緒に出かけてきました。


透きとおる川にはお魚がいっぱいでした!
帰り道
夕暮れ時のトレッビア渓谷・Val Trebbia

2011年6月15日水曜日

野うさぎ発見!

昨日はお天気が良かったので、夕方から自転車で公園に行きました。
ピアチェンツァの街はずれにある、街で一番大きなガッレアーナ公園はとても緑が多く、気持ちよかったです。

青年時代に友達とよく自転車で遊びに来ていたという夫が、帰り際に、「ちょっと公園を回ってから帰ろう」というので、後をついて行ったらなんと野うさぎが飛び出してきました!


こういう野生の動物に偶然出会えるのは、うれしいですね。夫もこの公園で見るのは初めてだと驚いていました。ここには他にもリスなどの野生動物がいるそうです。またいつか会えるかな。


うさぎが出てきたところを見上げると、プルニョーロ(Prugnolo)の木がありました。調べてみると、日本語ではスピノサスモモというそうです。ここピアチェンツァ近辺ではその果実でバルニョリーノ(Bargnolino)というリキュールを作ります。濃い赤紫色で、味は梅酒に近いです。ピアチェンツァ方言ではバルニョレインとなるそうです。夫の実家には、おばあちゃんやお父さんの手作りバルニョリーノがあり、時々ちびちびと食後にいただきます。エミリア・ロマーニャやトスカーナを訪れたら、ぜひお試しあれ~

その先にはアマレーナがありました!さくらんぼの一種ですが、普通に食べるさくらんぼとは違う味で、酸味が強くさっぱりしていて、果汁が多いです。  


アマレーナの木

2011年6月14日火曜日

イタリア、歴史的な一日

イタリアで行われた国民投票の投票率が14年ぶりに50%を超えて、57%で成立しました!!!

これまでずっと20~30%と情けない投票率で不成立が続いていたことを思うと、今回の結果は感動的なものでした。経済はどん底、めちゃくちゃやりたい放題の政治に、ようやく国民が目を覚ましたようです。開票とともに投票率が上がっていくのに、涙が出て鳥肌が立ちました。

問われた4項目は、最初の2項目が水道の民営化など、3つ目は原発の再開、4つ目は現職の首相その他の高位役職者を起訴できないようにする法律の是非について。これらの法律の「廃止」を希望するかしないか、という問いに答える方法だったので、反対を表すには「ノー」ではなく「イエス」を選ぶという、あたかも出来るだけ多くの人が間違えることを目論んだようなやりかたでした。

国民投票の不成立を狙っていた政権は、そのために出来る限りのことを尽くしたと言う感じです。テレビではどのチャンネルも、国民投票があることについてほとんど報道せず、天気予報では日曜日は良い天気が予想されるから海に行きましょうと誘い、日曜日の朝早速投票に行ったナポリターノ大統領のことは全く報道されない・・・という始末。新聞も、投票は無駄だとか、日曜日は家に居ようなどと大見出しで呼びかけるものが何紙もありました。

私たちは普段テレビを見ないので、あまり違和感を感じませんが、こうした事実をインターネットを通して知り驚きました。

そんな中、有権者の6割近くが変化を信じて投票に行き、原発を含む全項目で約95%の反対票(廃止を希望)を投じたという結果は、本当に感動しました。

日本ではまだ二重国籍が認められていないので、私は投票できませんでしたが、投票のために帰っている夫と一緒にこの歴史的な瞬間をイタリアで過ごすことができてうれしかったです。

余談ですが、今朝市役所で作ったイタリアの身分証明証には、記念すべき今日の日付が入りました!

投票会場の小学校

投票成立を喜ぶ人たち、カヴァッリ広場

市役所からの帰り道