このところ、湯沸機(日本語の名前を調べました^^;)のいつも点いているはずの種火が頻繁に消えてしまい、特にシャワーのお湯が数分で冷たくなってしまうのが一番困り、また大家さんにメールを。
前にガビが来たときにも種火が勝手に消えてしまうことは言ってあり、その時にはガスの業者に見てもらったほうがいいよと言われ、ちょうどすぐにガスの点検 があったので、それまで待っていた。点検ではガス漏れなどの問題はなく、異常は見つからなかった。火が消えてしまう原因としては、外から風が逆流して、ガスが外に上手く逃げないため、自動安全装置が働いて消えてしまうと説明された。それを改善するには、業者に頼んで外に出ている管の口の向きを変えるか、より新しい機種を付け替えるかのどちらかだと言うことで、その旨も大家さんに伝えた。
そして大家さんからの返事は無いまま、数日後に突然ガビから「今日の午後に行きます」との電話があり、特に予定もなく在宅だったので了解して、いざ到着。
「お邪魔します」と遠慮がちにアシスタント風の相棒を伴って今回は二人で登場。 失礼ながら、これまでのいきさつから、ガビに出来ることがあるのかなぁと半信半疑でいると、さっさとキッチンに入って、ガビが湯沸機の上の管の一部を外した。すると、なんと中に鳥の巣が!!!!
ご覧あれ!!見事な鳥の巣が現れ、これには本当にぶっタマげた。
こんなことってあるのだろうか。確かに外の口にネットとか張っていなければ、理論的には可能だけど・・・それに温かいだろうし。でも!有害なガスを逃す管なのだから、そんなところにいたら死んでしまうのではと想像すると、かわいそうで見ていられなかった。
近くでいくらか興奮かつ動揺している私にガビは、「これまでにもガス管に鳥が巣を作ったの見たことあったから、もしかしてと思ったんだ。死んじゃった鳥も見たよ」と。その瞬間、もう本当に勘弁してください!!という感じで、ちょっとここから先は二人に任せて、見えないところに行こうとマジで思ってしまった。
でも、不謹慎ながら好奇心もゼロではないし、鳥がいないことを心から祈りつつ、 そのままそ~っとガビの作業を、(何かあればすぐに逃げられるように)半分入り口のドアに隠れて見守っていると、巣を取ったガビが「あぁ、鳥は救われました!ここにはいません!」。
あぁ、よかった。それを聞くまでは本当に気が気でなかった。今こうして書きながら思い出すだけでも、ドキドキしてしまう。
大家さん用の証拠写真も取ったし、これでガスも外に流れるようになりました。と言いたいところですが、昨日、また火が勝手に消えているのを発見・・・何の異常も見つからなかったけど、やっぱり新しく付け替えるしかないのかなぁ。夫は、「またすでに鳥が巣を作っているのかも」なんて言っているけど、まさか2,3日でガスの通りが悪くなるほどの巣を作ってしまうとは思えない。でも、ガビが、一週間も留守にすれば作っちゃうよ、と言っていたのが頭をよぎる。
いやぁ、冬に日本に行く前になんとかしなくては・・・