2016年8月24日水曜日
韮崎大村美術館を訪ねて
日本滞在最後の2日間は、両親と山梨へ行って来ました。
まず行ってみたかった韮崎大村美術館へ。館長の大村智先生がノーベル賞を受賞されてからは大変混雑していたそうですが、今はかなり落ち着いているように見えました。
先生が生涯集められた作品が展示され、その多くは女性の作品だったのが印象的でした。それぞれの画家のプロフィールがあり、個人的にはパレルモ出身のイタリア人彫刻家と結婚して、今から100年以上前にイタリアへ渡った画家ラグーザ玉さんにとても興味を持ちました。
2階の展望室からは、美しい眺めをゆっくり楽しみました。台風の合間をぬって晴天に恵まれました。母の中学時代の恩師である、大村先生のお姉様にもお会いすることができ、貴重なお話をお聞きして、生家も見せて下さいました。とても和やかな時間を過ごすことができました。
美術館に隣接する蕎麦処では、大村先生お墨付きの甲州名物「おざら」を初めて食べてみました。一緒に煮込めばほうとうですが、別々にして冷たいほうとうの麺を熱いつゆにつけて食べます。おろし生姜をたっぷり入れて、具沢山のつゆがとても美味しかったです。
美術館の裏に少し入ると、こんなトトロのでてきそうな景色でした。
その後は、近くの甘利山を散策しました。駐車場からは30分ほどで頂上まで登れるので、特に山の準備はしていませんでしたが、気軽に楽しめました。
初夏にはレンゲツツジが一面に咲くことで有名のようです。
この時期でも、高山植物がたくさん咲いていました。富士山も少し顔を出してくれました。
河口湖畔からは、夕焼け色の美しい富士山を見ることができました。
翌日はお墓参りの予定でしたが、台風が近づいてきていたので、諦めて早々に帰ってきました。高速道路から祖父母に挨拶しておきました。
2016年8月14日日曜日
8月@日本
8月3日より日本に来ています。
11日には第8回木楽の家コンサート「17世紀イタリアの巨匠たち」を開催しました。ご協力いただいた皆さま、そしてご来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
久しぶりの440のミントーンで、初期バロックを存分に楽しむことができました。
偶然にも、モンテヴェルディ、フレスコバルディ、ピッキの3人の作曲家は没年が1643年で、新たな発見もありました。私にとっては、フレスコバルディの序文を読み直す良い機会となり、この時代の演奏におけるバイブルだなぁと改めて思いました。
プログラムの途中では、チェンバロの調律をフラットからシャープへ2音変更したのですが、その際にミントーンの特性などをお話しながら実際に音を変えるところを見ていただき、お客様にとっても興味深い体験になったようです。
そして、今週19日(金)は、第9回「ヘンデル:リコーダーとチェンバロによるバロックソナタの響き」です!
まだお席がありますので、ご予約承ります。どうぞお運びください♪
11日には第8回木楽の家コンサート「17世紀イタリアの巨匠たち」を開催しました。ご協力いただいた皆さま、そしてご来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
久しぶりの440のミントーンで、初期バロックを存分に楽しむことができました。
偶然にも、モンテヴェルディ、フレスコバルディ、ピッキの3人の作曲家は没年が1643年で、新たな発見もありました。私にとっては、フレスコバルディの序文を読み直す良い機会となり、この時代の演奏におけるバイブルだなぁと改めて思いました。
プログラムの途中では、チェンバロの調律をフラットからシャープへ2音変更したのですが、その際にミントーンの特性などをお話しながら実際に音を変えるところを見ていただき、お客様にとっても興味深い体験になったようです。
そして、今週19日(金)は、第9回「ヘンデル:リコーダーとチェンバロによるバロックソナタの響き」です!
まだお席がありますので、ご予約承ります。どうぞお運びください♪
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