2017年7月2日日曜日

12の修士リサイタルもほぼ終わり

気がつけばもう7月!バルセロナは気温が落ちつき、湿度もなく過ごしやすい今日この頃です。

今学年末は学部とマスターあわせて12人の学生のリサイタルの伴奏をしました。来週に最後の1つを残すのみとなりました。5月から3つ、そして一番集中していたのが今週の7つで、それが無事に終わりほっとしています。


私事になりますが、8月に出産予定で、明日から妊娠9ヶ月に入り、妊娠前のようには自由にならない体で、何かと思い通りにならないこともありましたが、なんとかここまで来られて、無事に夏休みになりそうです。学生たちや教授らの理解と心遣いに恵まれ、感謝しています。

こちらでは特に出産前の産休はなく、体調次第で仕事ができなければ(普通の病欠と扱いが変わりますが)病欠になり、産休は生まれた日から16週間です。父親の産休は今までは2週間だったのが、今年の1月から法律が変わり1ヶ月まで取れるようになりました。1ヶ月はどっぷり3人生活をする予定です。

さて、話は戻りますが、昨日はクラリネットの学生の修士リサイタルで、珍しい楽器がたくさん登場しました。


左からモダンのバスクラリネット、シャロモー2種、コルノ・ディ・バッセット、クラリネット・ダモーレ。あ、ここにはいわゆる普通の古典クラリネットが写っていませんが、使用しました。

シャロモーはリコーダーにクラリネットの吹き口をつけたような楽器で、シャロモーのトリオではさらにアルトリコーダーサイズの楽器も登場。その他コルノのトリオなど、珍しい編成で様々な曲を聴くことができ、学生の解説もあり、1時間15分の楽しい時間でした。私は最初のヴィヴァルディ(オラトリオ「勝利のユディータ」よりユディータのアリア)と、最後のバックオッフェン(バッセットホルンとオーケストラのための変奏曲のピアノ伴奏版)のみの参加だったので、途中、演奏会を満喫しました。


終演後は、参加した学生たちと一緒に南米のアレーパを食べに。よく歩きました!


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