2013年1月30日水曜日

久しぶりのクラヴィコード


今日はすごーく久しぶりにクラヴィコードを調律しました!!
というのも、来月4日の演奏会では私のクラヴィコードを運ぶことになりましたんです。

チェンバロより格段に調律が複雑なので、手順を思い出しながら準備をして、まず中央のAを415に合わせようとしたらあっけなくぷっちーんと切れてしまいました!(汗汗汗)

しかも、すでに2本弦が切れていて、そのうちの1本がそのAだったので、完全に音が出なくなってしまい、これはヤバイ! とりあえず久しぶりの調律だから、いきなり415に上げない方がいいかもしれないと思い、まず全体がどのように狂っているのか確認すると、上に下に、またそのままとどまっている音もあってバラバラだったので、落ち着いて415にすることに。


弦が3本ないと調律はパズルのようで(今思えばまず弦を張れば良かったのですが^^;)、規則的にできないので、一つの音に2本ずつある弦のどちらを最初に合わせたのか頭がごちゃごちゃになり、大変でしたが何とか終了。(このあたり、クラヴィコードを調律したことのある人にしか想像できないと思いますが)クラヴィコードの調律は両腕を広げるので、相当に肩が凝ります・・・

切れた弦も2本はサイズの合う予備があったので、弦も張り替えて良い感じ。
たっぷり2時間ほど手入れをしたら、また愛着が沸いてきました。たまにはかわいがってあげないといけませんね。


道具箱には、日本の羊羹の箱やおせんべいの缶など使用しております(笑)


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