26日、おかげさまでHakuju Hallでの演奏会も無事終えることができました。
リハーサルでは正常だったチェンバロのレジスターが本番で全く動かなくなるという、汗&焦なハプニングもありましたが、ポーカーフェイスで乗り切りました!コンクールで、4フィートが入ったまま曲を弾き始めてしまって、取ってから弾き直したことなどはありますが、さすがにレジスターが動かなかったのは初めてで、すごい経験でした(笑)これもまた経験ということで。
チェンバロは本当に繊細なもので、実家のチェンバロも半年ぶりに弾き出したら、爪がボキボキと見事に折れて、1ヶ月足らずですでに5つ換えました。でも楽器はどんどん鳴るようになって、やっぱり生きているんだなぁと実感しています。楽器は本当は毎日弾いてあげるのが一番ですが、少なくとも帰ってきた時にはこうしてかわいがっています。
演奏会の写真はないので、いただいたお花の写真を。バラの甘い香りにうっとり♪
昨日は、イタリア人カウンターテナーのロベルト・バルコーニ氏のマスタークラスを聴いて来ました。ミラノ留学時代に室内楽などでお世話になった先生で、何年かぶりのうれしい再会でした。そして、レッスンの面白かったこと!自由な語りと音楽。私は歌手ではないですが、本当にイタリアバロックの歌曲が好きなんです。それを改めて感じた幸せな午後でした。
さて今日はチェンバロのピッチを440から415に戻して、調律も変えて、週末のソロプログラムに向けて練習再開しました。体調管理に気をつけて、あと2公演頑張って参ります!
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