9月も後半になり、風が秋らしくなってきました。
今月からEsmucも再開、15日から本格開始で授業が始まっています。
私は9日から15日までに5つの古楽科マスターの修了演奏会があり、オーボエ、ファゴット、歌、ヴァイオリン、ヴィオラの学生の伴奏をしました。
重なるリハーサルと本番と練習で、日に7~8時間弾く毎日でしたが、最後2日間の頭痛くらいで済み、ほっとしています。一日学校に缶詰状態の私を気遣ってくれる学生も多く、そのやさしさにずい分助けられました。
マヨルカ島から飛行機で聴きに来た親御さんからは、特産品のソーセージSobrassada(ソブラサーダ、パプリカ入りのスパイシーなペースト)をいただきました。生徒からリハーサルでいきなり「トモコは何でも食べる?ベジタリアンじゃないよね?」と聞かれ、以前このソーセージを自分の教授にプレゼントしたら、「私はベジタリアンだけど家内が喜びます」と言われたという笑い話もしてくれて、なんで突然そんな話になったのか、これで納得(笑)うちも、夫がさっそく味見してましたが、私も今夜いただいてみます。
9月は、バルセロナは夏祭りの月。
8月のグラシア祭から、サンツ、ポブレノウ地区に続き、9月末のメルセ祭があります。今年は18日から24日まで連日さまざまな催しがあり、バルセロナの祝日24日最終日が最大に盛り上がります。
巨人人形ジャガンたち ポブレノウ祭 |
カタルーニャの伝統「走る火」 ポブレノウ祭 |
24日はバルセロナのみ祝日なので、私は午後はみっちりTorderaでピアノのレッスンをしています。というわけで、午前中はお祭りに行きますよ!
メルセ祭の一環でアジア関連の行事があり、昨夜は吉田兄弟の吉田健一さんの津軽三味線のコンサートに行ってきました。はじめから終わりまで息をのむような素晴らしいコンサートで感動!!抜群のセンスとリズム感覚、完璧なプログラム構成、演奏中の素早い調弦など、すべてがプロフェッショナルすぎて脱帽でした。自分の楽器の完全なコントロール。どんなジャンルでも、優れた音楽家ってこういうことだよなと思った、熱い夜でした。
余韻の残るステージ |
コンサート会場のあるCaixaForumアートギャラリー |
会場を出たらきれいな夜景が |
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