今まであまり書けなかったので、生まれる前に備忘録もかねて、いろいろ書いておこうと思います。
こちらが自宅出産準備品です。あとは病院へ行く場合のための鞄が一つ。夏ですが、室内温度が24度を切らないようにと、小型ヒーターも用意しました。体が寒いと思うとアドレナリンが出て、陣痛を引き起こすホルモンの分泌を抑えてしまうので、それを避けるためだそうです。出産中の夫の仕事の一つは、室内温度の管理、と助産師さんに指示されてました(笑)理由を説明されてすごく大切なことだと納得しました。
リストに、冷凍グリーンピース1袋または冷やすための青いジェル剤とあり、笑いました。あとは、シーツ、タオル、滅菌ガーゼ、鎮痛剤、防水シートなどのほか、産後トイレに行くたびに吹き付けるための、消毒・消炎を果たすハーブベースの自然薬を作ってくれるそうで、その材料など。
カタルーニャ自宅出産助産師協会のホームページによれば、自宅出産で病院搬送になるケースは全体の約15%、うち緊急搬送は1~2%とのこと。緊急でない場合とは、お産が進まない、母親の疲労、母親が病院に行くことを希望した場合などです。私たちは、緊急の場合は一番近い管轄の病院へ、そうでない場合は、付き添い2人までを認めている産科が充実している病院に行く予定です。そうしたら夫の他、私の助産師さんも一緒に付き添ってもらえます。彼女の車で、夫が運転することになっています。彼女の経験では、緊急時は自分の車を使ったほうが、救急車を呼ぶより早いとのこと。その辺は状況次第で、彼女の判断に任せることになりそうです。
準備の一つでかなり最後まで苦労したのが、助産師さんの車を停める駐車場の確保でした。私たちは車を持っていないので、もちろん駐車場もありません。家の下まで来るには、そこに住む住民しか入れないゾーンを入る必要があり監視カメラが。夫が市役所やいろいろなところに問い合わせた挙句、結局罰金を取られずに入る方法はなく、考えに考えた妥協案でやってみることにしました。
助産師さんとのセッションは36週までに4回で、4回目は彼女が家に来て約3時間、数ページにわたる細かいバースプランを3人で復習して、契約書にサインをしました。家にはプールを設置する十分なスペースはないと分かり、水中分娩の可能性はなくなりました。それ以降は彼女の訪問診察が2週間に一度あり、次はそれまでに生まれなければ40週の予定です。約一時間、診察と質問などおしゃべりします。
産後は、生まれてから1日目、3日目、5日目、10日目に訪問診察があります。
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