Teatre Clavé |
昨日は2回目。写真を撮る余裕もあったので、今日は写真入りです。(1回目の様子はこちら)
学校があるTorderaの人口は約1万6千人、標高はたったの30数メートルなのに、バルセロナより明らかに空気が冷たいです。
クラベ劇場という名前の学校は、音楽以外にダンスや演劇のコースがあります。現在、第9回「乳幼児のための国際舞台芸術フェスティバル」!の開催中で、この小さな町の劇場でも公演があります。パラパラとパンフレットをめくると、バルセロナを含むカタルーニャ各地の劇場で、カタルーニャやスペインはもちろん、ベルギー、デンマーク、イギリスからの参加があり、0歳から5歳が対象の様々な舞台芸術が展開されています。すごいなぁ。
さて、2回目のピアノレッスンも無事に終わりましたが、いろいろありました。
ある女の子は、教室に入るなり小さなリュックから何かを出して、「ボカディリォ(サンドイッチ)食べるの」と言って、食べ始めました。「食べてもいい?」とかだったら止めることもできたかもしれないけど、いきなりの展開に戸惑う私。学校の規則も聞いてないし、その子に特別な健康上の理由があるかもしれないし、とにかく判断に困って、楽器が汚れないように配慮して、なるべく早く食べ終わるように促して、待ちました。
食べてる間、今日はヘ音記号を習ったことなどを教えてくれました。やっとレッスンにこぎ着けたのですが、いきなり「これを2回弾いたら(記号を)黒板に書いていい?」と聞かれて、これまたびっくり(笑)まぁ、音楽に関係することだしと思って、いいよと言うと、ちゃんと2回弾いてから、嬉々としてト音記号とヘ音記号を書いていました。レッスンが終わってからもまた書いてました(笑)書きたくてしょうがなかったのね。ちゃんと自分から消して帰りました。
帰り道にサンドイッチの話をして、どのように対応したらいいか聞くと、やはり教室内で食べるのは禁止。レッスンの前か後に食べるように言って、どうしても食べるなら教室の外で食べるようにとのことでした。納得です。「とりあえず君の判断は正しかったよ」と言われたのでよかったです。
日本や日本人相手だったら考えられないような展開に毎回びっくりさせられますが、何事も経験ですね。面白いです。日本でもこんな経験あります!という方、興味あるのでぜひコメントください!
昨日は2人お休みだったので(というか、来なかったので^^;)、楽譜を見たり、学校内を見たりしました。やはりメトードローズが気になって、スペイン語版を見てみました。
なんと一番最初に、スピネットとチェンバロとフォルテピアノの解説があるのです!!これは運命だったのか、何ともいえないうれしい気持ちになって、写真を撮ってしまいました。
私は、語学を大人に教えた時に、生徒さんがスタバで買ってきた飲み物を、普通に飲み始めて面食らいました。日本で、ですよ。
返信削除トモコさんと同じに、学校がどう対処しているか確認してなかったので、私もとりあえず静観。授業が終わって事務所に尋ねると・・・生徒に渡している規則文を見せてくれ、何と「飲み物持ち込みも飲むのも自由」とありました!
日本では夏に室内でも熱中症などもあり、最近は大学でも飲み物自由らしいです。世代や時代で行動も違いますね。私たちの時代なら、まずなかったし、飲むにしても先生の分も用意してじゃないと飲みづらく感じたと思います。
felizmundoさま(スペイン語ですね!)
削除とても興味深いコメントをありがとうございます!
会議などでもお水が出されたりしますし、何のためにそこにいるのか、その目的が最大限に果たせるよう、そして周りに迷惑がかからぬように振舞えばいいのかなと思います。
音楽教育で、マナーが先行しすぎて雰囲気が萎縮したり威圧的な環境で学ぶのは、問題だと思います。最低限のマナーを持って、音楽の楽しさを伝えることができたらと思います。