2013年11月11日月曜日

元気をもらった演劇


昨日は、最近知り合った歌手の友達が出ていた、女性ボーカルトリオLes Cotによる演劇を観て来ました。スタンダードジャズとオリジナルソングなど、たくさんの歌が入った、ミュージカル仕立てで、ピアノの生伴奏も素晴らしかったです!

伴奏というより、ピアノが劇の場面の流れを作っているというか、3人が歌っている時は伴奏ですが、間合いなど、絶妙のタイミングで、音でその時の場面を表現していて、本当によく出来ていました。演奏家も素晴らしかったけど、作った人もすごい才能だと思いました。

Vesus Teatre 入り口
昔、音楽院の学生だった時、音楽史でショスタコーヴィッチを勉強しましたが、彼は若いころ劇場ピアニストをしていたことを思い出しました。その時も、すごい仕事だなぁと漠然と感じましたが、昨日それを実際に見て聴くことができて、感動しました。

3重唱のハーモニーが心地よく、音楽も踊りも、演劇も、コレオグラフィーも本当に素晴らしかったです。約1ヶ月あった公演の最終日でしたが、満員のところなんとかチケットを手に入れることができてラッキーでした。

ポジティヴな刺激をたっぷり受けて、ちょっと沈んでいた気持ちがパッと晴れて、すがすがしい気持ちになりました!芸術の力ってすごい。

愛のクッキー

劇の中心のBabetレストランでは、怒りのOO、寒~いOO、飽きるOOなど、いろいろなレシピが出てくるのですが、愛のクッキーというのもあって、それを混ぜ合わせるシーンや、クッキーを焼くいい匂いが場内に立ち込めて、リアルでした。

最終場面ではクッキーが観客に配られるという、びっくりのハッピーエンド!終演後にはクッキー販売もあり、いやはや企画からプロダクションから、本当によく考えられていて関心しました。あれは買いたくなりますね。クッキー会社の特別協力です。なるほどなるほど。

劇場に向かう途中で見た夕焼け
今週から、毎週金曜日に郊外の学校でピアノを教えることになりました!いきなり生徒8人、大人と子ども半々の初心者レベルだそうです。頑張るぞ~!

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