今日は生まれて初めて、チェック柄の音符に出会いました!
18世紀のバルセロナ出身の作曲家Rabazaのカンタータが集められた手校譜です。
最近、スペインの18世紀初頭のSebastián Durón、José de Torresといった作曲家の声楽作品を弾いているのですが、どれも初めての作曲家で面白い!!ミラノで昔、ボリビアのバロック時代のキリスト生誕にちなんだ声楽曲を演奏したときのことを思い出しました。
独特のリズムや和声進行がすごく似ているのです!
イタリアとも全く異なる世界で、この非常にコミカルなところは、イタリアに勝るかもと思いました。
音楽におけるスペイン語は、イタリアでオルティスやアラホの本をなんとなく読んでみた時に目にしたくらいで、いくらイタリア語と似ているとはいっても、やはり理解するには程遠いものでした。それが今、毎日生活で使っている言語となり、カンタータやサルスエラに乗って聞こえてくると、ぐっと迫ってくる距離が全然違って、とてもワクワクします。
スペイン人の歌の先生が歌詞を喋るのを聞いているだけで、それはそれはすごかったです。
これもみな、イベリアバロック音楽をテーマに、卒業論文と演奏会を準備している生徒さんのおかげです。出会いに感謝です。
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