2014年11月3日月曜日

雷雨のバルセロナ


今日は明け方にすごい雷と雨、日中も雷と太陽、雨がザーッと降ったり止んだりの不思議な日でした。

バルセロナで雨がたくさん降るのは珍しいので、普段見られない景色が綺麗でした。
学校の横を通ると、大きな虹が!今朝は、8時半から職場の健康診断に行ってきました。


そして、今日はこんな面白い楽器を弾きました!


録音技術の授業にお邪魔して、歌の伴奏をしたのですが、チェンバロは運べないということで、先生お手製!の楽器で、フェッラーリは17世紀イタリアのクラヴィオルガノの音で弾きました!先生がオタクすぎて面白かったです。なんと、この先生、古楽界の著名演奏家たちの録音を広く手がけてきた方で・・・びっくりしました。

授業の後は、先生が住んでいるピレネーの住人19人の村の美しい写真を見せてくれたり、先生お気に入りの録音を拝聴したりと、長々と楽しませていただきました。

思いがけず、いい一日でした。



2014年10月27日月曜日

ポブレノウの小さなお祭り


少し前から、家のアパートの入り口のドアに、コッレフォック(走る火)の通り道になりますという、市の張り紙があり、土曜日の夜に通りました!

何のお祭りだったのか分かりませんが、巨人の人形がやってきたり、太鼓と楽器の行列、最後に走る火と爆竹の音で賑やか・・・を通り過ぎてすごかったです。リビングの窓から静かに鑑賞(笑)




スーパーに買い物に行ったら、家の前の広場で踊っていた人形が入り口に!
いつも人形が保管されてる図書館の近くです。



伝統を感じるひと時でした。

昨日から冬時間になり、18時には真っ暗で、一気に冬の気配が増しましたが、日中太陽の下はまだ暖かいです。いいお天気だった週末には、ふらっと散歩に出た浜辺で、ひと泳ぎしました。

栗や柿を美味しくいただいて、秋真盛りです。



2014年10月22日水曜日

グルックとモーツァルト@サンタンデール


先週末はサンタンデールに行ってきました。
グルック生誕300年を記念した演奏会は、月曜日にボティン財団のホールにて行われました。

朝10時半からは、中学生200人ほどを対象にした約1時間の演奏とお話。お話はスライド付きで実によく準備されていて、堅苦しくなく、所々で笑いが起きて、とても楽しく充実していました。後からその方に声をかけてみたら、ボティン財団の子供のための音楽講座をいつも企画・担当しているそうで、ご本人は作曲や音楽学関係の研究などが専門とのことでした。さすが!こういうものは、担当者の実力で全てが決まると思いました。

私たちはジーンズにスニーカーという普段着で演奏。音楽をより身近に感じてもらうには、こういうのもアリだと思いました。私もイタリアに留学したばかりのころ、先生たちのジーンズ姿に、良い意味でショックを受けた記憶があります。それ以来、自分がプロフェッショナルとしての能力・実力を最大に発揮できる服装で良いんだ、と確信しています。

少し話しがそれましたが、子供たちはかなり準備して来ていたようで、曲を聞いて作った作品がスライドで紹介されていました。モーツァルトのチェンバロ協奏曲の1楽章アレグロからは、喜び、エネルギー、自由、平和、などの言葉が選ばれ、それぞれのイメージで絵や貼り絵など。とても興味深かったです。お話の間に、ついカメラを取りに行って、写真を撮ってしまいました!とても和やかな雰囲気でした。

お話は常に聴衆席の方で、子供とのやりとりが盛んでした
私たちは朝から長い一日になりましたが、夜の本番も10時半ごろ無事終演、朝はチェンバロが調律されていなかったり、440と伝えてあったのに415だったり(!)、エアコンが入っていなくて、汗だくでかなり辛いコンディションだったりと、いろいろありましたが、終わりよければ全てよし。ハプニングは付き物です。焦らず慌てず・・・ですね。

グルック、モーツァルト、ソレール、ボッケリーニの美しい作品に触れられて、幸せでした。チェンバロ協奏曲は、カデンツ以外はヨハン・クリスチャン・バッハのピアノソナタの編曲ですが、楽しい曲でしたので、またどこかでぜひ演奏したいと思います。

演奏会場のボティン財団
おまけ


2014年9月26日金曜日

花火


一昨日24日の夜は、バルセロナのエスパーニャ広場近くで行われる花火大会がありました。

どこから見ようか夫と考え、エスパーニャ広場にあるショッピングモール最上階のレストラン街のどこかで夕飯を食べて、そこから見るのがいいかと思ったのですが、それにはレストランを選んで予約して・・・となかなか行き着くまでが大変で疲れてアイデア変更。

しかも、近くに行けば行くほどすごい人で、最寄り駅はメトロから出るのも大変な人ごみであろうと想像。結局たどり着いた案が、家の近くの浜辺から見てみようということに。

最近お気に入りでよく行く、近所のナポリピッツァのレストランで夕食の後、ちょうど始まる夜10時ちょっと前に到着。街中の人がみんなエスパーニャ広場の方に行っているのか、いつにも増してしーんと静かでほとんど人けもなし。

海に突き出した、なんと言うのか、そこから街を斜め後ろに眺める感じで、小さいながらもよく見えました!



海面に反射する感じもなかなか風情があり、静かな海でゆっくり鑑賞。これからは毎年ここで見るのが良さそうです。40分間、今年も楽しませてもらいました。今年初めてで最後の花火、見られて良かったです。


この花火大会は毎年9月末にあるのですが、初めて見に行ったのは5年前、交換留学でバルセロナに到着した翌日だった記憶です。今の夫が、花火の情報を教えてくれて、一人地図を片手にメトロに乗っていき、すごい人のなか、頭上に上がる大きな花火を見たのを思い出します。

2014年9月23日火曜日

バルセロナに戻りました


チューリヒ乗換えで、美しく夕日に染まるアルプスを眺めながら、バルセロナに帰ってきました。地球を感じるこういう瞬間は、とても好きです。自然の雄大さと人間の小ささを感じます。

今回の2週間の日本滞在はあっという間でしたが、バッハの音楽にどっぷり浸かり、その素晴らしさに改めて感動しました。

また、音楽(演奏会)を通じて得ることのできた新たな出会い、友人や親戚の人たちとの温かい交流もうれしかったです。お世話になった皆さま、そして応援くださった皆さまに、心より感謝いたします。そして、実家の木楽の家での演奏会のために何から何まで全て動いてくれた家族に感謝です。

近江楽堂では、楽器がよく鳴って、会場の響きにも助けられ、とても気持ちよく演奏することができました。今回はじめて演奏した「最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ」は、バッハにこんなストーリーのある曲があるなんて知らなかった、素敵な曲ですね、と多くの方に感想をいただき、うれしかったです。なかなか難しかった、最後の4声フーガも大きなハプニングなく弾けてホッとしました。私にとっても、いろいろな場面をリアルに想像させられる、とても興味深い一曲でした。

千葉公演 かまがや木楽の家 2014.9.20

バルセロナは昨晩は雨、今朝も曇っていましたが、だんだん青空が見えてきました。
コレペティもまた元気に再会できそうです。

日本を離れる寂しさと引き換えに、こっちに戻れば夫はもとより「おかえり」とカタラン語で迎えてくれる友達がいる温かみに、しみじみといろいろなことを感じながらスタートしたバルセロナ1日目です。

2014年9月14日日曜日

朝のお仕事!


今朝は、ちょっと庭の手入れなどしました。
虫や鳥の声を聞きながら、軽く汗を流して、気持ちよかったです。

まずは、ホールの窓4枚を洗いました。


きれいになって満足!ついでにお風呂とリビングの窓も。両親は雑草をひたすら抜いておりました。来週の演奏会に向けて、少しずつ準備。感謝です。

朝仕事で思い出すのは、昔ネパール旅行に行ったときのこと。
道で物を売る売り子のお姉さんが、「朝の商売ね、あなたいくら、あなたいくら」と日本語で!繰り返していたのが蘇ります。今日も家族で「朝のお仕事ね、朝の商売ね」と言って笑いました。こういう、いつまでも覚えていることってあるんですよね。懐かしい~ 

きれいなお花や虫たち。




ここには載せませんが、10センチくらいの毛虫もいました。


あとは、くもの巣取り。そこで生きてた蜘蛛さんには悪かったけれど、すっきりしました。

シャワーの後は練習、そして午後はテノールの友人が来て、来年の演奏会のための音出しをしました。今は父がチェロを練習中。練習場所も交代制です。もちろん、私が居るときは優先してくれますが(笑)あ、終わったみたいなので、練習再開しま~す。


2014年9月12日金曜日

リハーサル始まりました!

かまがや木楽の家

いよいよ来週のデュオリサイタルのリハーサルが始まりました~
こんなに涼しい9月は初めてです。クーラーなしで練習できるので体にもやさしくて助かりますね。

今回のメインプログラム、ガンバとチェンバロのためのソナタはいろいろな思い出があります♪
初めて弾いたのは、コモ国立音楽院の学生時代。バロックチェロの友人の期末試験と自分の室内楽の試験を兼ねて、第2番を弾きました。

第3番は今年、バルセロナでコレペティをしているカタルーニャ高等音楽院(ESMUC)の古楽科で、ガンバ教授のエマニュエル・バルサに頼まれて、生徒のレッスンで弾きました。3番は弾いたことがなく、突然だったので必死にさらって行ったのですが、生徒の方が全然弾けていなくてトホホな経験でした。先生もちょっと苦笑いになっておりました・・・

6月末にはESMUCの古楽科入試で、2番の1-2楽章を弾きました。8歳の時からガンバを弾いているという18歳の青年で、上手くてびっくりしました!2楽章はもう少し速いのはどうかとリクエストされたのですが、あまり上げるとこちらも左手が回らなくなるし、すでに十分に速いテンポだったので、音楽としてもそんなに速くなくていいのではとアドバイスしました。試験でも若さを感じるエネルギッシュな演奏に、思わず微笑んでしましました。

そして今年7月には、ESMUC古楽科のマスターのヴィオラ生徒2人が合同で行った修了演奏会で、1番と2番を弾きました。2番はヴィオラ用に転調されたものでした。
 
そしてそして来週は、今回初めてご一緒する品川聖さんと、全3曲をまとめて演奏します!聖さんとのデュオはどんなものになるのか、リハーサルを重ねていくのが楽しみです。3番はまともに合わせてみたことがなかったので、リハーサル初回をとても楽しみにしていました。こうして全部弾いてみると、どれも本当に良い曲なのですが、私は3番が一番好きかなぁ。

18日(木)は近江楽堂で19時から、20日(土)はかまがや木楽の家で14時からです!
どちらもまだ余裕がありますので、ガンバソナタを聴きに、ぜひ遊びにいらしてください♪


2014年8月25日月曜日

9月の演奏会のご案内 ♪

ブルージュ国際コンクールから戻り、あっという間に2週間が経ちました!
チェロで参加していた友人は見事入賞を果たし、私たち伴奏組みも本当にうれしい限りです。10日間の長いようで短かった充実の時間、音楽だけに集中した夢のような日々でした。彼の無伴奏バッハには感動で涙を流し、本当に忘れられない経験になりました。音楽やっててよかったなと心から思う場面がたくさんありました。

さて、今日は来月の帰国公演のお知らせです。
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の品川聖さんとデュオリサイタルで、バッハのガンバとチェンバロのためのソナタ全3曲、そしてチェンバロソロで「最愛の兄の旅立ちに寄せるカプリッチョ」をお届けします。

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~品川聖&松岡友子 デュオリサイタル~
 
東京公演 9月18日(木) 19時開演 近江楽堂
千葉公演 9月20日(土) 14時開演 かまがや木楽の家 (鎌ヶ谷市)

チェンバロソロは、今回初めての曲を選んでみました。今までバッハの作品ではパルティータや組曲を演奏することが多かったですが、少し違ったものを弾いてみたいという思いと、今回のプログラムとのバランスを考え、バッハではとても珍しい表題付きのカプリッチョを演奏します。ストーリーがありとても興味深い作品です。どうぞお楽しみに!

私にとってはじめてのオールバッハプログラム。なかなか弾き応えがあります。一人練習しながら音楽に熱くなっております!皆さまぜひ聴きにいらしてください。

詳細は私のウェブサイトからもご覧になれます。
チケットご入用の方、千葉公演ご予約は、私までご一報ください。
みなさまのご来場お待ちしております♪