2015年12月31日木曜日

明けましておめでとうございます

2016年あけました!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末は26日にスペインで年内最後の演奏会があり、29日から帰国しています。

大晦日は、1月4日の演奏会のため、池袋でリハーサルでした。


マレとサンマルティーニのトリオソナタのほか、コレッリ、ベッリンツァーニの作品など、美しく華麗な作品たちがいっぱいです。

4日のニューイヤーコンサートは2回公演で、12時と15時開演です。
どちらもまだお席がありますので、どうぞお運びください♪

本年もみなさまにとって健康に恵まれ、充実した一年となりますよう、お祈り申し上げます。




2015年11月30日月曜日

11月の演奏会備忘録


Sant Couperin@Museu de la Música

今月10日は、フランソワ・クープランの生誕記念コンサートに参加しました。彼はちょうど1668年の11月10日にパリで生まれました。楽器博物館の鍵盤楽器の間で、オリジナル楽器に囲まれ演奏しました。あいにく、使用したチェンバロは学校から運んだものですが。私はトリオソナタ「パルナッス山もしくはコレッリ賛(1724)」と、組曲集から「神聖ローマ帝国の人々(1726)」を演奏しました。


Concertino@Teatre Clavé

14日には、バルセロナから車で1時間の町トルデラの劇場で幼児のためのバロックコンサートでした。1歳から4歳が対象でしたが、それより小さい赤ちゃんや大きな子もいました。ホールの舞台のみ使用して、お客さんもみな舞台上で聴く形でした。小さい子が私たちの演奏空間に入ってきてもOK、そのまま演奏するようにという指示でしたが、誰も来ませんでした(笑)観客の中にいた母曰く、どうしても親が止めてしまうようです。30分間自由に音楽と過ごせばよいというコンセプトで、子供に静かにするよう「しー」としたりしない、動いてもOK、というような短い説明がありました。興味深い経験になりました。

La Glòria dels Concerts Barrocs@El Maldà
22日は、バルセロナ市内にある18世紀の館で演奏しました。マルダ男爵として知られていたRafael de Amat y de Cortadaという人の館だそうです。10人のヴァイオリン他豪華アンサンブルで、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲2曲、テレマンのヴァイオリン協奏曲、バッハのチェンバロ協奏曲を演奏しました。チェンバロ協奏曲は、10年前に仕上げた時に比べて明らかに持ちうる時間と体力が減り、学生だったころが懐かしく羨ましく思えた反面、これまでに学んできたことを生かし、若い学生たちに応援されながら、感慨深い経験になりました。


2015年11月3日火曜日

秋の色


先週末は1泊でピレネー山脈のボイ渓谷へ。標高1500mの紅葉と散策を楽しんできました。
バルセロナから3時間半車を走らせると、別世界がありました。




紅葉というと、赤とか黄色をイメージしていましたが、どこかに緑が一緒にあるのですね。

バルセロナに戻った翌日、お茶のお稽古でいただいた錦秋というお菓子は、秋の色を表したものだそうで、見てきたばかりの紅葉の写真を見ながら、感動しておりました。




11月のお軸は、写真を撮り損ねましたが、「開門多落葉」と書いてありました。
毎回、素敵な発見ばかりのお稽古です。


2015年10月23日金曜日

感動のゲネプロ


今日はきれいな秋晴れ。朝10時から、Auditori大ホールにてOBC(カタルーニャ州立バルセロナ交響楽団)のゲネプロを聴いてきました。Jan Willem de Vriend指揮。



モーツァルトとハイドンのプログラムで、前半モーツァルトのフィガロの結婚の序曲、ハイドンの交響曲103番、そして後半がモーツァルトのピアノ協奏曲9番でした。

フィガロの序曲は生き生きとしていて、本当に素晴らしかった!私は指揮者の虜になりました。動きが明快で欲しい性格が一目瞭然。時に笑顔で踊るように振っていました。息を呑むように見入ってしまいました。



ゲネプロの聴衆は1階席に20人ほど、2階席には中学生くらいの団体がいたので、マエストロからの簡単な挨拶とお話がありました。

序曲は普通フォルテで始まることが多いが、これはピアノで始まり、いろんな人がそれぞれ目当ての人を誘惑するように、蛇がりんごを目指してひょろひょろしてる感じとのお言葉。なるほど。

ハイドンのシンフォニーもユーモアたっぷり、色彩豊かで、オペラを見ているかのような感覚でとても楽しかったです。完全なコンサート形式ではなく、マエストロがやり直すとろもあり、とても興味深く、表情がガラッと変わるのが分かり、興奮しました。

後半は、ピアノのKrintian Bezuidenhoutが登場、協奏曲も美しかったです。ピアニストがどういう風に弾くのか、間近で見られて面白かったです。

お客さんが入っていないので、普段より多い残響が心地よく、たっぷり2時間、夢のような時間を楽しませてもらいました。


興奮に酔いつつ、バルでコーヒーをいただいた後は、マッサージ士さんのところまで初めて徒歩で行ってみました。思ったより早く、40分弱で着きました。メトロを使っても30分かかるのでびっくり。

歩くといろいろ発見できるのも楽しいです。

パブロ・ネルーダ広場





2015年10月22日木曜日

バルセロナ散歩・展覧会


さて、お義母さんとバルセロナ散歩最終日は、今月始まったばかりの展覧会へ。
Mapfre財団にて来年1月10日まで開催中。入場無料。

オルセー美術館とオランジュリー美術館からゴッホやマティスなど70点以上の作品が来ています。大きすぎない会場がちょうどよく、ゆっくり楽しむことができました。

財団の建物自体も美しかったです。



お茶休憩をした後は、ちょうどその日の夜にライトアップされていたカサ・バトリョへ。
乳がん関連のイベントだったようで、きれいなピンク色になっていました。


おまけ。







2015年10月12日月曜日

ユネスコ世界遺産:サン・パウ病院



今日はバルセロナも祝日でした。
午前中のお茶のお稽古の後は、夫とお義母さんと合流して、世界遺産のサン・パウ・モダニズム区域を見学してきました。

8ユーロの入場料を払って、内部をじっくり見ました。細かい装飾が美しかったです。



この天井部分、カタルーニャ音楽堂のものに似てると思えば、同じ建築家リュイス・ドメネク・イ・モンタネー(Lluís Domènech i Montaner)による作品でした。万華鏡のような装飾が特徴的です。




今月9日から来月29日まで開催中の、日本の写真展~1970年代から現在まで~を見ることもできました。

来客のあるたびに、少しずつバルセロナを発見しています。

新しい習いごと



先月からお茶のお稽古を始めました。
まだまだ道具もありませんが、ゼロからゆっくり教わり、温かいお茶をいただくのが楽しみです。

今日のお茶碗は、先生がイギリスの骨董市で買われたものでした。写真は撮り損ねましたが、秋を思わせるしっとりした色合いに、美しい金継ぎが施されていました。先生と共にいろんな場所を旅行してきたお茶碗だそうです。

色合いと、そして金継ぎされていることから、10月にしか使えないお茶碗とのこと。11月から新茶をいただくから、その前の10月は名残の月で、そのような意味から、一度壊れて修理されたものを使ったりするそうです。

いや~たったの1時間半のうちに、いろんなことを伺いました。興味津々。知らないことを教わる楽しみは、すごく久しぶりの感覚です。歩き方から座り方、立ち方、何から何まで初めてで、面白いです。

月ごとに変わるお軸。今月は「一声雁」と書かれていました。


バルセロナで、こんなことを始めるとは思っていませんでした。
また楽しみが増えました☆ 焦らず少しずつ習得していきたいと思います。


2015年9月30日水曜日

11年ぶりの楽譜


11年前、コンクールのために製本した楽譜を使うことになりました!
バッハのチェンバロ協奏曲ニ短調は、2004年のブルージュのファイナルの課題曲で、残念ながらそのときに弾くことはできませんでしたが、ついに11月に初めて弾く機会ができました。

うっすら黄ばんで、テープはバリバリになっていますが、指使いとか、注意書きが懐かしいです。面白いことに、指使いは、その当時つけたものと違う方がより良く思えたりします。注意書きの箇所や内容は、今でも全く同じところで「危ない」と思う場所で、笑えます。

一度本番用に仕上げたものでも、さすがに11年前となると、すらすらとは弾けず、かなりさらい直しが必要そうです。

本当にいい曲!練習していても鳥肌が立ちます。今日は一日雨模様で風が強くて寒く、練習日和でした。
いただいた機会に感謝、そして素敵な演奏会になるよう頑張ります。