2013年11月13日水曜日
墨絵教室
今日は、はじめての墨絵教室に行ってきました。
日本人の先生による、全5回の教室です。
久しぶりに持つ筆の感触が懐かしく、墨の濃淡が美しかったです。墨絵についての簡単な説明の後、まず3段階の濃淡の墨を含ませた筆で、まっすぐに縦と横に線をかく練習、次にみかん3つを描いて、最後は魚と葉の練習をしました。
先生の描くのを見ていると気持ちがすーっとしました。すごく集中したので疲れたけれど、心が静かになったというか、豊かになったというか、落ち着く2時間でした。白い空白の部分「間」が大切であるとか、先生のお話も興味深かったです。
このみかんを見た先生が「友子さんのは、やっぱり日本人らしいですね」とのコメントを頂きました(笑)一応、日本人ですもの!
生徒は12人で日本人は私1人でした。海外にいてもこのような経験ができるのはうれしいことです。ちゃんと宿題ももらったし、また来週の教室が楽しみです!
2013年11月11日月曜日
元気をもらった演劇
昨日は、最近知り合った歌手の友達が出ていた、女性ボーカルトリオLes Cotによる演劇を観て来ました。スタンダードジャズとオリジナルソングなど、たくさんの歌が入った、ミュージカル仕立てで、ピアノの生伴奏も素晴らしかったです!
伴奏というより、ピアノが劇の場面の流れを作っているというか、3人が歌っている時は伴奏ですが、間合いなど、絶妙のタイミングで、音でその時の場面を表現していて、本当によく出来ていました。演奏家も素晴らしかったけど、作った人もすごい才能だと思いました。
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| Vesus Teatre 入り口 |
3重唱のハーモニーが心地よく、音楽も踊りも、演劇も、コレオグラフィーも本当に素晴らしかったです。約1ヶ月あった公演の最終日でしたが、満員のところなんとかチケットを手に入れることができてラッキーでした。
ポジティヴな刺激をたっぷり受けて、ちょっと沈んでいた気持ちがパッと晴れて、すがすがしい気持ちになりました!芸術の力ってすごい。
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| 愛のクッキー |
劇の中心のBabetレストランでは、怒りのOO、寒~いOO、飽きるOOなど、いろいろなレシピが出てくるのですが、愛のクッキーというのもあって、それを混ぜ合わせるシーンや、クッキーを焼くいい匂いが場内に立ち込めて、リアルでした。
最終場面ではクッキーが観客に配られるという、びっくりのハッピーエンド!終演後にはクッキー販売もあり、いやはや企画からプロダクションから、本当によく考えられていて関心しました。あれは買いたくなりますね。クッキー会社の特別協力です。なるほどなるほど。
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| 劇場に向かう途中で見た夕焼け |
2013年11月9日土曜日
漫画フェアで見た日本文化
先月31日から今月3日まで開催された第19回バルセロナ漫画フェア。私は日本食レストランのお手伝いで、午後に5時間入っていました。
初日に焼きそばを担当、それからは4日間ひたすら調理済みの麺と野菜をホットプレートで温めながら混ぜる作業をしました。
それにしても連日すごい人!人!人!!お店に並ぶ列が切れることはほとんどなく、ピーク時には本当に焼きそばしか見えませんでした(笑)初日から見事に全身筋肉痛。おかげで前より強くなった気がします。
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| 最終日、いざ出陣! |
一緒に働いた人たちは、翻訳家や音楽家、日本語教師など、いろんな日本人が集まり、また新たな出会いがありました。国際結婚されている人も多く、偶然にもイタリア人のパートナーを持つ人が2人いました!最後、会場を離れるのが寂しくて、何度もお店を見に行ってしまったほど愛着の沸いた仕事場でした。
ほとんど写真を撮ったり、フェアを見て回る元気は残っていなかったのですが、最終日はやり遂げた満足感で元気になり、せっかくの機会と思いブラブラしてみました。
フェア中は、まぐろの解体ショーと握り寿司、鉄板焼きなどの実演を見ました。2日間私と一緒に来ていた夫は、いろいろ見て目をつけていたようで、最終日に、高橋留美子と谷口ジローの漫画を購入していました。
バルセロナ着物クラブによる着物試着コーナーでは知人を見つけ、少しおしゃべりしたら、なんと4日間で約600人に着せたというので、びっくり!!和服姿の彼女もさすがにぐったりしてました。フェア入場に2時間、着物試着の列で3時間待った人もいたそうで、ここまで愛される自国の文化を目の当たりにして、とても感慨深かったです。
目が回りそうに広い見本市会場いっぱいに埋め尽くされた、膨大な数の日本の漫画。私は正直、あまり漫画に興味を持ったことがないのですが、海外でこれだけの熱狂的な支持を得るのは、すごいことだと思います。
日常からかけ離れた、不思議な4日間でしたが、良いエネルギーをもらいました。
最後に、日本食レストランBOUZU、バルセロナで日本食が恋しくなったら、ぜひお出かけくださいね!
2013年10月24日木曜日
夏のようなバルセロナ
2週間ほど前、ちょうど両親が来ていたころはすごく寒くて、これは急いで冬物を出さないと、と思ったのですが、また夏が戻って、連日25度くらいの不思議なバルセロナです。
先月から週末に5回演奏会が続き、バタバタと過ぎていった1ヶ月半でした。指を切ったり、ぎっくり腰になったり、いろいろありましたが、それらが無事に終わり、さっそく新しいプロジェクトのリハーサルやちょっとした書きもの、来年の日本での演奏会の準備など、頑張ってマス。
昨日、家の隣の花屋さんで、ヒヤシンスを買ってきました。いい香り~
近所の友達の家にきれいなヒヤシンスがあったので、どこで買ったのか聞いたら、きみの家の下のお花屋さんだよ、というので早速帰り道に購入。2ユーロなり。3種類ほど色がありました。見るたびにどんどんお花が開いているのですが、これで全部咲いたらもう終わりなのかなぁ・・・
また、1年ほど前にそこで買った盆栽のような小さな木の植物が、どんどん大きくなってどうしていいか分からなかったので、家から持っていってアドヴァイスをもらいました。とてもよく育ってるから、そのまま同じようにするのが良いとのこと。春になったら、鉢に植え替えてくれるそうです!お花屋さんとうれしい交流でした。
まだまだビーチには海水浴や日光浴をしている人がいます、が、この日は波が高くて、ちょっと入れませんでした。波の写真をバシャバシャ撮ってみました。1メートルくらいの波がどんどんできて、きれいでした。自然って不思議。
こちらは最近、近所の目抜き通りを歩いていて出会ったストリートミュージシャンたち。すごく上手くて感動でした。近くで踊ってる小さな子どもたちがかわいかったです。
暖かいとはいえ、葉っぱは色づいて、スーパーではスイカやメロンにかわって、柿や栗が並ぶようになり、秋を感じます。今週末には冬時間になります!
2013年9月15日日曜日
我謝監督「311・ここに生きる」
昨日はバルセロナで、我謝京子監督のドキュメンタリー映画「311・ここに生きる」の特別上映会がありました。入場できるのは先着300人で、すでに満員が予想されていたので、上映30分前を目指して行きました。
18時から司会者のあいさつ、バルセロナ日本総領事によるあいさつ、続いて監督のあいさつがあり、上映前に監督からの2つのお願いで、まず1分間の黙祷、そしてこの映画の登場人物をぜひ私たち自身に重ねて観てください、と。最初の5分間は地震や津波の生々しい映像が続くため、そういうものに敏感・苦手な方や小さなお子さんは目を閉じるか一時会場を出てください、というアナウンスの後始まりました。
すごい迫力、被災者の生の言葉が続いて、あっという間の90分。本当にすばらしい作品、見に行ってよかった、これからも監督に頑張って続けていってほしいと思いました。
途中何度も涙が出ました。感情がこうして動かされるのは、監督がおっしゃったように、自分の人生と重ね合わせて、どこかですごく揺すぶられるからだと強く思いました。直接被災していない私たちは、自分の持ちうる想像力を最大限に生かして、思いを馳せないといけないと思いました。
上映後には、監督のお話と質疑応答があり、すごく良かったです。映画館の入り口には、映画に出てきた、被災者たちが作ったタオルの象さん「まけないぞう」と、監督のデビュー作品のDVD販売があり、早速一つずつ購入しました。
会場は立ち見が出るほどの満員、100個のまけないぞうも完売。監督は、これからもお住まいのニューヨークから東北に通い続けられるとのことですが、昨日のバルセロナでの上映会のことをも、映画に出ている方たちにお伝えくださるそうです。皆さんは、「もう2年半たったから、きっと忘れられてるのでしょうね」と仰るそうです。
重く身に沁みる被災者の言葉の一つ一つ。それは監督が記者として取材に入ったのではなく、母であり妻である一人の女性として、そういう目線で人々と話し、まずはご自身について9・11の被災体験などを長く語った後に、ぽつりぽつりと少しずつ語られたものの集まりだということも忘れないでいたいと思います。
昨日の夜は、あまりに感情が揺さぶられたので、エネルギーを消耗してぐっと疲れて、もぬけの殻のようにボーっとしていました。思いがいっぱいで、言葉ではうまく言い表せないけど、とにかくよかったです。ぜひぜひ一人でも多くの人に観てもらいたいです。
18時から司会者のあいさつ、バルセロナ日本総領事によるあいさつ、続いて監督のあいさつがあり、上映前に監督からの2つのお願いで、まず1分間の黙祷、そしてこの映画の登場人物をぜひ私たち自身に重ねて観てください、と。最初の5分間は地震や津波の生々しい映像が続くため、そういうものに敏感・苦手な方や小さなお子さんは目を閉じるか一時会場を出てください、というアナウンスの後始まりました。
すごい迫力、被災者の生の言葉が続いて、あっという間の90分。本当にすばらしい作品、見に行ってよかった、これからも監督に頑張って続けていってほしいと思いました。
途中何度も涙が出ました。感情がこうして動かされるのは、監督がおっしゃったように、自分の人生と重ね合わせて、どこかですごく揺すぶられるからだと強く思いました。直接被災していない私たちは、自分の持ちうる想像力を最大限に生かして、思いを馳せないといけないと思いました。
上映後には、監督のお話と質疑応答があり、すごく良かったです。映画館の入り口には、映画に出てきた、被災者たちが作ったタオルの象さん「まけないぞう」と、監督のデビュー作品のDVD販売があり、早速一つずつ購入しました。
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| 監督と。サインをいただいたDVDとまけないぞう。 |
重く身に沁みる被災者の言葉の一つ一つ。それは監督が記者として取材に入ったのではなく、母であり妻である一人の女性として、そういう目線で人々と話し、まずはご自身について9・11の被災体験などを長く語った後に、ぽつりぽつりと少しずつ語られたものの集まりだということも忘れないでいたいと思います。
昨日の夜は、あまりに感情が揺さぶられたので、エネルギーを消耗してぐっと疲れて、もぬけの殻のようにボーっとしていました。思いがいっぱいで、言葉ではうまく言い表せないけど、とにかくよかったです。ぜひぜひ一人でも多くの人に観てもらいたいです。
2013年9月13日金曜日
リハーサル@Girona
| コンセルバトーリ正面玄関(右の赤い方) |
昨日は一日ジローナで、Tendres Fruitsのリハーサルでした。
リコーダーのアニアが通っていた音楽院のチェンバロをお借りしました。アニアはもうバルセロナに住んでいないので、毎回家まで来てもらうのでは移動が大変なので、時々ジローナで行なっています。
今回新しく組んだイギリスのプログラムは、サンマルティーニ、ヘンデル、コレッリのリコーダーソナタ、作者不詳のグラウンド(パッサカリアのようなテーマと変奏)など、18世紀中ごろにロンドンで出版された作品が中心です。以外にイタリア人など当時ロンドンで活躍していた外国人が多いですね。ソロでは、イギリス人作曲家Tomas Arneのソナタを弾きます。
1時間ほどのプログラムですが、いろいろな音楽的アイデアを二人で煮詰めていくと、どんなに時間があっても足りないくらいです。そういう時間は本当に楽しく、「あー音楽してる!!」って全身で感じます。
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| Calliope or English Harmony by Henry Roberts, London 1739 |
| バル La Terra |
| ジローナ産牛肉、フィゲーラス産のトマトと玉ねぎ使用 |
ジローナには何度か来ていますが、演奏会やリハーサルなど、用事をこなすだけのことが多く、今回はちょっとだけですが町の中を歩くことができて、ジローナの顔をすこし覗けた気がします。
Tendres Fruits演奏会予定は、9月21日(土)、28日(土)、10月19日(土)です。詳しくは私のウェブサイトからご覧いただけます。
2013年9月10日火曜日
演奏会@Verdú
| 演奏会場のサンタ・マリア教会 |
開演が夜10時と遅かったので、現地到着が7時ごろ、9時までリハーサルをしてから、唯一開いていたバルで軽く食事をしました。
バルには演奏会のポスターが貼ってありましたが、人通りは全くなくてあまりに閑散としていたので、バルからの帰り道に、お客さん何人来るのかなぁ、誰も来なかったらどうする?なんて話していたくらいです。すかさず「僕がいるよ!」と突っこんでくれた夫にみんなで大笑いでした。
静まり返った教会で身支度をしていたら、だんだん人の声が聞こえてきて、なんと開演時には教会はすっかり埋まっていました!15年続いているオルガンフェスティバルは、やはり地元に根付いているのですね。すごい。
| 教会の右側の壁に置かれたオルガン |
| オルガンの近くにあったきれいなタイル |
今回のプログラムは、カタルーニャの作品を取り入れてほしいというフェスティヴァルからの希望で、私はCabanillesとAnselm Violaの作品を演奏しました。後者は恥ずかしながら聞いたことすらなかった作曲家ですが、スカルラッティをさらに簡素にしたようなギャラント様式のシンプルで楽しいソナタに出会うことができました。20世紀初頭のカタルーニャの声楽作品も取り上げ、なかなか面白いプログラムでした。来月はさらに遠い、ピレネー山脈の麓の教会で同じプログラムを演奏します。
2013年8月28日水曜日
バルセロナのアーティスト
先週の金曜日、バルセロナの中心街にあるアートギャラリーに行ってみました。
日本スペイン交流400周年ということで、日本人アーティストの作品が展示されていました。うち3人はバルセロナ在住とのことでした。
ライブのパフォーマンスもあり、面白かったです。
キントという小さな瓶ビールを勧められるままに飲みながら、そこに集まった人と外の道でおしゃべり。そしてその後は、このイベントに誘っていただいたアーティストのKoichiさんのお宅にお邪魔することに・・・
同じピソ(アパート)に26年住んでいらっしゃると聞いてびっくり!
広~い室内の大きなドア窓はすべて全開、家の中にいるけど半分外にいるような雰囲気でした。歴史を感じるアトリエで、素敵なジャズをバックにワインをいただいて、ひたすらいろんなお話を聞かせていただきました。夫と一緒でしたので、日本語とスペイン語が入り混じり、ピアノ・マンドリン・パーカッションで即興演奏を楽しんだりしているうちに、あっという間に地下鉄最終の時間になってしまい、2時にお暇しました。突然のうれしいお誘い、そして楽しい時間をありがとうございました。
今週は、ギャラリーで作品を見たばかりの日本人アーティストに偶然家の近くの道端で出会い、またギャラリーでパーフォーマンスをしていた女性もポブレノウに住むご近所さん!!素敵なご近所さんが増えてこれまたうれしい限りです。
まだ2年半のバルセロナ生活ですが、これからも多方面に交流を広げていきたいと思います。
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